Excel VBAエキスパート資格・ベーシック試験対策の解説書になります。
この解説では、Excel VBAエキスパート資格・ベーシック試験に出題される問題の解説書になりますが、初心者の人が、VBAの基本的な知識を学習するためにも利用できる内容になっています。
とくに、Excelマクロ学習したいが、何から取り組めばいいかわからない初心者に向いています。
・何をどこまで学習すれば良いか、明確な基準を持って学習できます。
・情報を断片的に集めるのではなく、体系的に学べます。
このような初心者の方でも、この解説ページの案内に沿って順に学習を進めれば、ExcelVBAを作成するベースが習得できます。
何かの基準と、明確な目標があるほうが学習意欲もわきます。また、ベーシック資格試験を受験する方は、達成度の可視化もできて達成感もありますね。
この解説書はExcelベーシック資格試験の出題範囲をもとに、マクロから命令、そして実行まで10章で段階的に学べるようになっています。
各解説の最後に、記憶確認のための記憶定着問題が用意されており、全て無料で利用できますので是非学習に役立てて下さい。
目次
解説1:マクロとVBA
マクロはExcelの機能のひとつです。
解説2:マクロ記録
マクロ記録はユーザー操作を記録してExcelの作業効率をあげる機能です。
解説3:モジュールとプロシージャ
モジュールはVBAコードを格納する場所であり、その中に複数のプロシージャが含まれます。
この章くらいで挫折する人が多いですが、いまはなんとなく理解すればいいです。
マクロ作成を繰り返すことで、なーんだここのことか、、、コード書く場所の呼び名のことね。・・・とあとから内容の理解が深まるので安心して学習してください。
解説4:VBAの構文
オブジェクトで挫折する人の多くは、完全理解を目指す人です。とても重要な章ですが、最初は、呼び名と理解すればいいいです。
解説5:変数と定数
変数はマクロでデータを一時的に格納し、処理や操作中に使うための箱です。
解説6:セルの操作
セルの操作は、セルを特定するために扱うもので、オブジェクトやプロパティです。
解説6-1.セル操作Value(特定のセルや範囲から値を取得、変更)
解説6-2.セル操作Text(セルに表示されている文字列を返す)
解説6-3.セル操作Formula(セルに格納された数式や関数を取得)
解説6-4.セル操作Offset(指定したセルから相対的な位置にあるセルを参照)
解説6-5.セル操作Resize(指定した行数と列数に基づいて、セル範囲のサイズを調整)
解説6-7.セル操作CurrentRegion(データが含まれる範囲を動的に特定する)
解説6-8.セル操作ActiveCell(現在ユーザーが選択しているセル)
解説6-9.セル操作Selection(ユーザーが選択したセル範囲)
解説6-10.セル操作Activate(セルが選択された状態にする)
解説6-11.セル操作Select(指定されたセルまたは範囲を選択)
解説7:ステートメント
ステートメントは、マクロのなかの条件や繰り返しなどの制御に使う
解説8:関数
マクロコードで決まった計算や処理と行う命令です。
解説9:シートとブックの操作
シートとブックはセルと同じくらいExcelVBAで重要な内容です。どのセルの操作か?その前に、どのブックのシートになるのかを明確にする必要があります。
解説10:マクロの実行
マクロ実行の方法は4つあります。
VBAエキスパート ベーシック試験に挑戦しよう
10章すべて学習した人は、VBAエキスパート ベーシック試験に挑戦するために、まずは、いままでの学習内容の状態を以下でチェックしましょう。
本サイトには、有料問題集が5つありますが、上記3つが、だいたい8割できていたら、合格ラインをクリアしています。
あとは、以下をチェックしてExcelVBAエキスパート資格取得の準備をしよう!
VBAエキスパートベーシック試験について
合格率は50から60%と言われています。(2人に1人合格)
合格最低ラインは、1000点満点中700点ですが、出題される問題によって変わります。
問題数40問
試験時間50分
試験の申し込み
会場を選んで申し込みします。試験会場のルールによりますが、1週間前に会場に行き受験手続と、受験日の決定、受験費用納付で、試験番号交付されます。
受験日は会場の定員しだいで、受験者が多い会場では試験日がかなり先になることもあります。
試験に必要なIDを受験当日までに取得が必要です。