Excel VBA ベーシック・マクロの実行について

Excel VBAのマクロ実行について、4つの方法について解説します。

VBE(Visual Basic Editor)からの実行

1.VBE(Visual Basic Editor)を開く
Excelを開いた状態で、キーボードで「Alt」+「F11」を押すと、VBEが開きます。

2.マクロを選択する
VBE内で、左側のプロジェクトエクスプローラからマクロを含むブックを選択します。※引数を受け取るプロシージャは表示しません

3.マクロを実行する
選択したブック内にあるマクロが右側のエディターに表示されます。実行したいマクロを選択し、再生ボタン(緑の三角形のアイコン)をクリックするか、キーボードで「F5」を押すと、マクロを実行できます。

 

Excelからの実行

1. 表示タブ右端にある「マクロ」をクリックします。

2.表示されるダイアログボックスで実行したいマクロを選択し、「実行」をクリックします。

 

ボタンや図形にマクロを割り当てて実行

1. Excelシート上にボタンや図形を挿入します。開発タブの挿入をクリック

2.フォームコントロールのボタンをクリックして、マウスでボタンを配置します

3.ボタンを右クリックして「マクロの登録」ダイアログボックスを表示します

4.表示されるダイアログボックスで実行したいマクロを選択し、OKをクリックします

これで、ボタンクリックでマクロが実行されます。

 

クイックアクセスツールバーからの実行方法

1.マクロをクイックアクセスツールバーに追加する
・Excelの上部にあるクイックアクセスツールバーに、マクロを追加します。
・ 右上のカスタマイズ可能なツールバーにある「▼」アイコンをクリックし、「すべてのコマンドを表示」を選択します。

2.マクロを選択して追加する
・「すべてのコマンドを表示」から「マクロ」を選択します。
・ 実行したいマクロを選択し、「追加」をクリックします。

3.クイックアクセスツールバーからマクロを実行する
・マクロが「▼」の左側にアイコン表示でクイックアクセスツールバーに追加されました。Excelを使用している際に、そのマクロを実行するには、このツールバーにある対応するアイコンをクリックします。

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