Excel VBAエキスパート資格・ベーシック試験対策の問題集に出題している「ステートメントWith」の解説ページです。
Withステートメントの目的
Excel VBAの「Withステートメント」は、特定のオブジェクトを指定して、そのオブジェクトのプロパティやメソッドを連続して実行する際に、コードを簡潔にするために使います。
Withステートメントは、コードを短く、読みやすくすること。
通常、同じオブジェクトに対して複数のプロパティやメソッドを使用する場合、そのオブジェクトを繰り返し参照することになりますが、Withステートメントを使うことでそのオブジェクトを一度指定すれば、後続のコードではそのオブジェクトを再度指定する必要がありません。
Withステートメントの使い方
' Withステートメントを使用しない例
Range("A1:B5").Font.Bold = True
Range("A1:B5").Interior.Color = RGB(255, 255, 0)
Range("A1:B5").Borders.LineStyle = xlContinuous
' オブジェクトを指定してWithステートメントを使用する例
With Range("A1:B5")
.Font.Bold = True
.Interior.Color = RGB(255, 255, 0)
.Borders.LineStyle = xlContinuous
End With
Range("A1:B5")という範囲オブジェクトに対して、フォントの太字設定、セルの背景色設定、枠線の設定を一連のWithステートメントで行っています。これにより、.Font、.Interior、.Bordersのようなオブジェクトを繰り返し指定する必要がなくなります。
ステートメントWith|記憶定着問題集
操作方法:1.●●●をクリック(スマホはタップ)で答え表示。2.答えをクリック(スマホはタップ)で●●●表示。1⇔2を繰り返すことで、記憶を定着できます。
「Withステートメント」は、特定の●●●を指定して、そのオブジェクトの●●●や●●●を連続して実行する際に、コードを簡潔にするために使います。
●●● Range("A1:B5").Font.Bold = True
.Interior.Color = RGB(255, 255, 0)
.Borders.LineStyle = xlContinuous
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