
Excel 関数 絶対参照は、セルをコピーや移動しても、参照するセルの位置を固定することです。
通常、セルをコピーすると、参照するセルも相対的に変わりますが、絶対参照を使うと、特定のセルを常に固定して参照できます。具体的な使い方や、注意点を紹介します。
以下のようなシーンで利用されます。
1.特定のセルや値を常に参照しながら、他の計算を行いたい場合。
2.税率や割引率など、一定の値を複数のセルで計算に使う場合。
3.別のデータ範囲を参照する表計算やマクロ作成時に役立ちます。
セル参照にドル記号`$`を使います。
1.絶対参照
$A$` → 列と行が両方固定される。
2.行だけ絶対参照
A$1 → 行が固定されるが、列は変わる。
3.列だけ絶対参照
$A1 → 列が固定されるが、行は変わる。
1.絶対参照は頻繁に使うとわかりにくくなることがありますので、必要なときだけ使うようにしましょう。
2.コピーやドラッグでの複製の際、セルの参照先が変わらないため、期待通りの結果になっているか注意が必要です。
=B1 * $A$1
絶対参照を活用すると、特定のセルや値を固定して効率よく計算を行うことができます。
操作方法:1.●●●をクリック(スマホはタップ)で答え表示。2.答えをクリック(スマホはタップ)で●●●表示。1⇔2を繰り返すことで、記憶を定着できます。
①絶対参照を使うと、特定のセルを常に●●●して参照できます。
②絶対参照:$A$→ ●●●固定される。
③行だけ絶対参照:A$1→ ●●●されるが、列は●●●
④列だけ絶対参照:$A1→ ●●●されるが、行は●●●
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