Excel 関数 COUNTBLANKで空白セルを簡単にカウントする方法

 

Excel 関数 COUNTBLANKは、指定した範囲内にある空白のセルの数をカウントしたい場合に使用します。データが入力されていないセルを特定したり、空欄の数を確認する際に便利です。

注意点、サンプルコードをもとに使い方を具体的に解説します。

 

Excel 関数COUNTBLANKの利用

以下のようなシーンで利用されます。

1.アンケートや入力フォームで未記入の項目を確認する。

2.集計時に、データが入力されていないセルの数を把握したい。

3.入力ミスやデータ不足を検出する。

 

使い方

空白セルをカウントするには、COUNTBLANK関数を使います。

書式:=COUNTBLANK(範囲)

例:範囲 A1:A10 の空白セルの数をカウントする場合、次のように入力します。
=COUNTBLANK(A1:A10)

 

ポイント

1.空白セルは、数式がなく、データが全く入力されていないセルを指します。

2.数式によって空白と見なされるセル(例:="" や IF 関数の結果が空白の場合)もカウントされます。

3.隠れた文字やスペースがある場合は空白と認識されないため、カウントされません。この場合、スペースを除去する方法(TRIM関数など)を検討すると良いです。

 

Excel 関数COUNTBLANKのサンプル
=COUNTBLANK(A1:A5)

データが範囲 A1:A5 、A1=10,A3="入力文字,"A5=20の場合、空白セルが2つなので、2が返されます。

空白セルを簡単にカウントできる COUNTBLANK 関数は、未入力やデータ不足をチェックする際に非常に便利です。データが揃っていない箇所を確認したい時に活用してみましょう。