ExcelのDAY関数は、指定した日付から「日(Day)」の部分を抽出するために使用されます。特定の日に関連するデータを処理したり、日付を分析する際に便利です。具体的な使い方や、注意点やサンプルを紹介します。
以下のようなシーンで利用されます。
1.日ごとのデータ集計
日単位で売上やイベントなどを集計したい
2.日付データの分解
日付の「日」だけを抽出して、条件付きで処理を行いたい。
3.フィルタリング
特定の日付に関連するデータを抽出する際に役立ちます。
=DAY(シリアル値)
「シリアル値」には、日付データが入っているセルを指定します。
1.日付形式であること
DAY関数は、Excelで日付形式として認識されたデータにのみ正しく機能します。テキスト形式の日付は正しく処理されません。
2.シリアル値の理解
Excelの日付はシリアル値として内部で処理されているため、数値として日付を扱っている場合は正しい日付形式であることを確認する必要があります。
セルA1に「2024/09/07」という日付が入力されている場合、DAY関数で「日」を抽出します。結果は「7」(7日)となります。
=DAY(A1)
複数の日付から「日」を抽出
セルB1に「2023/05/20」、セルB2に「2022/12/31」の日付が入力されている場合、それぞれの日を取得するには次のように書きます。
=DAY(B1) '→ 結果: 20
=DAY(B2) '→ 結果: 31
DAY関数は、日付から「日」を抽出するシンプルかつ便利な関数です。データを日単位で整理したり、日別の条件付き処理を行う際に役立ちます。正しく日付が入力されているかを確認することが、正しい結果を得るためのポイントです。
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