Excel 関数 「E+00」は指数表記と呼ばれる形式です。具体的には、次のような状況で発生します。
「E+〇〇」とは、指数表記と呼ばれる形式で、Excelが非常に大きな数値や非常に小さな数値を自動的に省略して表示する際に使われます。たとえば「1E+09」は「1×10の9乗」という意味で、1,000,000,000(10億)を表します。
この表記が表示される主な原因は、数値がセルの幅に収まらない場合や、Excelが数値を自動的に指数形式で表示する設定になっているためです。
セルの幅が狭いために数値が指数形式で表示されることが多いです。セルの右端をドラッグして幅を広げると、数値が通常の表示に戻ることがあります。
セルの列見出し(例えば「A」や「B」)の右端をダブルクリックすることで、自動的に幅を調整できます。
Excelが自動的に指数表記を使用している場合、数値としての表示形式を「標準」または「数値」に変更することで通常の表示に戻せます。
対象セルを選択 → 右クリック →「セルの書式設定」→「数値」を選択 → 小数点以下の桁数を設定(例: 0 桁)
例: 10,000,000,000を「1E+10」ではなく、10,000,000,000として表示したい場合、数値形式を設定します。
設定によっては、デフォルトで科学技術形式(指数表記)を使用している場合があります。これを「標準」や「数値」に変更すれば回避できます。
1.計算自体に問題はない
指数形式で表示されていても、数値そのものや計算結果には問題ありません。見た目だけの問題です。
2.大きな数値や小数点の数が多い場合に多用される
特に非常に大きい数や小数点以下の桁数が多い場合、自動的にこの表記が適用されるので、必要に応じて表示形式を変えましょう。
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