Excelでセルに入力された文字列の一部を抽出して、特定のデータだけを取り出すことができます。これにより、必要な情報だけを効率的に利用できます。
注意点、サンプルコードをもとに使い方を具体的に解説します。
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初心者向けエクセルマクロの作り方を解説｜コピペOK実務テンプレ付き
目次
Excel 文字列を抽出する関数LEFT｜RIGHT｜MIDの利用
以下のようなシーンで利用されます。
1.氏名の分割
フルネームから名前や苗字だけを取り出す。
2.商品コードや番号の一部を取得
商品コードの一部がカテゴリーや日付を示している場合、その情報を抽出して分析する。
3.特定の文字列の先頭や末尾を取り出す
データの整理やフォーマットの際に、指定した部分だけを利用する。
Excelでは、文字列の一部を抽出するために以下の関数が使えます。
LEFT
文字列の左から指定した文字数を抽出
RIGHT
文字列の右から指定した文字数を抽出
MID
文字列の任意の位置から指定した文字数を抽出
マクロ記録で業務効率をアップしたい…。
そんな方のために、初心者向けエクセルマクロの作り方をご用意しました。
1.文字数の指定に注意
指定した文字数が多すぎると、エラーになることはありませんが、抽出される文字数が文字列の長さに依存します。
2.半角・全角の違い
全角文字は1文字としてカウントされますが、長さが異なるため、表示幅に注意が必要です。
Excel 文字列を抽出する関数LEFT｜RIGHT｜MIDのサンプル
LEFT関数
=LEFT(文字列, 抽出する文字数)
セル A1 に「Excel関数」がある場合、左から5文字を抽出する
=LEFT(A1, 5)結果は「Excel」
RIGHT関数
=RIGHT(文字列, 抽出する文字数)
セル A1 に「Excel関数」がある場合、右から2文字を抽出する
=RIGHT(A1, 2)結果は「関数」
MID関数
=MID(文字列, 開始位置, 抽出する文字数)
セル A1 に「Excel関数」がある場合、2桁目から3桁取り出す
=MID(A1, 2, 3)結果は「xce」
1.●●●は文字列の左から指定した文字数を抽出
2.●●●は文字列の右から指定した文字数を抽出
3.●●●は文字列の任意の位置から指定した文字数を抽出
文字列の一部を抽出する方法を使えば、大きなデータの中から特定の部分を簡単に取り出して整理することができます。特定の情報を抽出したいときやデータ処理を効率化する際に非常に役立つ関数です。
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