ExcelのTODAY関数は、現在の日付を自動的に取得して表示する関数です。常に最新の日付を使用することができます。具体的な使い方や、注意点やサンプルを紹介します。
以下のようなシーンで利用されます。
1.作成日を常に最新の日付で表示する必要があるレポートやシートに使用します。
2.現在の日付を基に、締め切り日や残りの日数を自動計算する際に使います。
3.特定の処理やデータ入力が行われた日付を記録しておきたい場合に便利です。
1.自動更新
TODAY関数はシートを開くたびに、または再計算が行われるたびに日付が自動的に更新されます。固定の日付を保持したい場合は、手動で値を入力するか、TODAY関数の結果をコピーして「値として貼り付け」する必要があります。
2.TODAY関数は日付のみを返し、時間は表示されません。時間も含めたい場合は「NOW関数」を使用します。
=TODAY()
期限までの日数を計算する
セルA1にプロジェクトの締め切り日「2024/09/30」を入力し、TODAY関数を使って残りの日数を計算します。残りの日数が表示されます。
=A1-TODAY()
今月のレポートを自動表示
月初の日付を表示する場合、TODAY関数を使って現在の年月に基づいてレポートを更新できます。今月の1日が表示されます
=DATE(YEAR(TODAY()), MONTH(TODAY()), 1)
TODAY関数は現在の日付を簡単に取得できる便利な関数で、期限管理やレポート作成など、常に最新の日付が必要な場面で役立ちます。ただし、日付が自動更新されるため、特定の日付を固定したい場合には注意が必要です。
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