Excel VBA 3次元配列

 

Excel VBAの 3次元配列の使い方や、注意点やサンプルコードを紹介します。

 

Excel VBA 3次元配列とは

3次元配列を建物でイメージすると下記になります。

・建物にはいくつかの階があります。これが3次元配列の最初の次元です。

・各階にはいくつかの部屋があります。これが3次元配列の2番目の次元です。

・各部屋にはいくつかの物があります。これが3次元配列の3番目の次元です。

 

Excel VBA 3次元配列の利用

3つのインデックス(行、列、深さ)を持つ構造でデータを管理したい場合に使います。

 

Excel VBA 3次元配列サンプルコード
Option Explicit

Sub CalculateVolume()
    Dim cube(1 To 3, 1 To 3, 1 To 3) As Double
    Dim i As Integer, j As Integer, k As Integer
    Dim volume As Double

    ' 立方体の各辺の長さを設定
    For i = 1 To 3
        For j = 1 To 3
            For k = 1 To 3
                cube(i, j, k) = i * j * k
            Next k
        Next j
    Next i

    ' 立方体の体積を計算
    volume = cube(2, 2, 2)

    ' 結果を表示
    MsgBox "立方体の体積は " & volume & " です。"
End Sub

サンプルコードは、3つの次元に対してループを回し、各位置に対応する体積を計算して、(2行、2列、2深さ)の値を表示します。

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