ExcelVBAマスターへの第一歩!初心者向けエクセルマクロの作り方

 

ExcelVBAマスターへの第一歩!エクセルのマクロ作成方法に焦点を当て、初心者でも分かりやすくステップバイステップで学べる記事になっています。

 

どなたでも迷うことなく学べるようになっています。プログラミングの世界への扉を開く一助になれば幸いです。

 

Excel(エクセル)マクロとは?

エクセルマクロは、VBA(Visual Basic for Applications)を使用してエクセルの作業を自動化するプログラムです。この利用で、特定のタスクを一連の手順で記録し、後で再生できるようになります。

 

例えば、同じ作業を繰り返し行う必要がある場合や、大量のデータに対して同じ処理を適用する場合に非常に便利です。

 

Excel(エクセル)マクロの基本的な仕組み

Excel(エクセル)マクロを活用するには、基本的な仕組みを理解することが重要です。

以下の①から⑥の手順でマクロを作成します。

 

①「開発」タブを有効化

Excel起動後、下記手順でマクロが使えるようにします。

1.[ファイル] タブを選択します。

2.[オプション] を選択します。

3.[リボンのユーザー設定] を選択します。

4.[メイン タブ] の下の [開発] チェック ボックスをオンにします。

5.[OK] ボタンを選択します

 

②マクロで記録する内容を決める

マクロ記録の前に、何をマクロ化するか決めます。
たとえば、月末に売上グラフを作成しているのは、同じなのでマクロ化してすぐに処理できるようにするなど。

 

③マクロの記録開始

マクロの作成は、記録から始まります。記録を開始すると、エクセルは操作を記憶します。

 

④エクセルで作業を進めます

マクロの記録開始で、マクロで自動化したい処理内容をエクセルで操作していきます。これで、記録される操作が増えていきます。

 

⑤記録の停止

自動化したい一連のExcel操作が完了したら、マクロの記録を停止します。

 

⑥マクロ実行と調整

記録されたマクロを実行して、処理内容に問題ないか確認して、必要に応じ調整します。

 

Excel(エクセル)マクロは、作業の自動化や処理の効率化を可能にします。同じ手順を繰り返す必要がある場合、手動で行うよりもマクロを使用して自動的に実行する方が迅速で正確です。

 

Excel VBA初心者のための効果的な学習ガイド

 

Excel(エクセル)マクロ作成事例

Excel(エクセル)マクロ作成例は、下記サンプル売上データからグラフ作成のマクロになります。

 

売上データ

マクロ記録の開始

Excelを起動して、「開発」タブの「マクロの記録」ボタンをクリック。「マクロの記録」ダイアログが表示されるので、マクロに名前を付けて保存する場所を指定し、「OK」をクリックします。

 

マクロの記録

マクロ記録

マクロの記録ダイアログ

マクロ記録のダイアログ

マクロ名は、売上グラフ作成にしました。

 

Excel(エクセル)操作開始

売上データのグラフ作成の対象範囲をマウスでドラッグして指定

「挿入」タブの棒グラフクリックでグラフを表示

 

マクロ記録の終了

「開発」タブの「記録終了」ボタンをクリック。

 

マクロの記録終了

マクロ記録終了

 

Excel(エクセル)マクロ実行

「開発」タブの「マクロ」ボタンをクリック。実行するマクロを選ぶダイアログが表示されるので、該当のマクロをクリックして実行します。

 

マクロの記録

マクロ記録

マクロ実行ダイアログ

マクロ実行のダイアログ

 

完成したグラフ

完成したグラフ

Excel(エクセル)マクロコード確認

「開発」タブの「Visual Basic」ボタンをクリック。

左側の「VBAProject(プロジェクト(ブック名)」内に「モジュール」が表示。

Module「モジュール」をダブルクリックし、エディタが開きます。

 

マクロのコードを確認「Visual Basic」ボタン

マクロ記録

マクロコード

マクロコード

Excel(エクセル)マクロコード修正

マクロ記録した内容で、改善したい箇所がある場合はコードを修正していきます。

 

元のマクロコード

マクロコード

修正後のマクロコード

グラフ作成するシート名をセルB2の値にしました。

修正マクロコード

Excel VBA初心者のための効果的な学習ガイド

Excel(エクセル)マクロ修正後のデバッグ

Excel(エクセル)マクロを修正するには、デバッグとエラー処理のスキルが不可欠です。ここでは、エラーの発見とデバッグの基本的なことを紹介します。

 

Excel(エクセル)マクロのエラー発見とデバッグの基本

エラーの発見とデバッグの基本

1. エラーメッセージの理解
エクセルマクロの実行で発生するエラーメッセージを理解しましょう。エラーメッセージは問題の発生箇所や原因を教えてくれます。

2. コードの分割と実行
長いコードを小さなセクションに分割し、それぞれを実行して結果を確認します。これにより、どの部分でエラーが発生しているかを特定しやすくなります。

3.変数のチェック
デバッグ中に変数の値をチェックします。変数の値が期待通りでない場合、そこにエラーのヒントが隠れている可能性があります。

 

Excel(エクセル)マクロのエラー処理

エラー処理

1. エラーハンドラの作成
エラーが発生する可能性があるコードの周りにエラーハンドラを作成します。これは、`On Error GoTo` ステートメントを使用して行います。

2. エラーメッセージの表示
エラーが発生した場合、ユーザーに分かりやすいエラーメッセージを表示しましょう。これにより、ユーザーがエラーを理解しやすくなります。

3. エラーログの作成
エラーが発生した際にログを作成すると便利です。これにより、後でエラーの原因を追跡しやすくなります。

初心者の方には少し難易度は高い。しかし、デバッグとエラー処理のスキルを身につけることで、マクロの品質を向上させ、スムーズな作業を実現できます。

デバック関係の詳しい内容は下記をチェックしてください。

Excel VBA スタンダード・デバッグについて

記憶定着問題集

操作方法:1.●●●をクリック(スマホはタップ)で答え表示。2.答えをクリック(スマホはタップ)で●●●表示。1⇔2を繰り返すことで、記憶を定着できます。

①マクロは1から6の手順で作成します。
1.●●●タブを有効化

2.マクロで記録する内容を決める

3.マクロの●●●開始。マクロ●●●、マクロの●●●●●●を入力してOKクリック

4.エクセルで操作を開始します

5.●●●の停止

6.マクロ●●●と調整。
実行は、「開発」タブの「マクロ」ボタンをクリック。●●●するマクロを選ぶダイアログが表示されるので、該当のマクロをクリックして実行します。

②Excel(エクセル)マクロコード確認は、「開発」タブの●●●ボタンをクリック。左側の「VBAProject(プロジェクト(ブック名)」内に●●●が表示。●●●をダブルクリックし、エディタが開きます。

③マクロの実行で発生するエラーメッセージは問題の●●●を教えてくれます。

④エラーが発生する可能性があるコードの周りにエラーハンドラを作成します。
これは、●●● ステートメントを使用して行います。

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