Excel VBA null 判定で値が設定されていない状態であるかどうか確認する

 

Excel VBA  null 判定は、変数やオブジェクトが値が設定されていない状態であるかどうかを確認するための操作です。具体的な使い方や、注意点やサンプルコードを紹介します。

 

基本的な文法やVBAの実践的な応用までを網羅的に学習できる方法は、ExcelVBAエキスパート資格の取得を目指すこと。学習を通して、より効率的に、着実に基礎を身につけることが可能です。資格取得すれば、スキルの証明にもなり、職場での評価アップにも繋がるため、勉強を進めるモチベーションにもなります。
本サイト参考:マクロ知識がないから「何から学べば良いのかわからない」という人におすすめの記事

 

Excel VBA null 判定の利用

以下のようなシーンで利用されます。

・変数やオブジェクトの値が設定されているかどうかを確認する。

・データベースから値を取得し、その値がnullであるかどうかを確認する。

 

使い方

Excel VBAでは、IsNull関数を使用して変数やオブジェクトがnullであるかどうかを確認します。この関数は、引数に与えられた式がnullである場合にTrueを返し、そうでない場合にFalseを返します。

 

ポイント

オブジェクトのnull判定を行う場合、オブジェクトがNothingであるかどうかも確認する必要があります。

 

Excel VBA null 判定のサンプルコード
Option Explicit

Sub NullCheckExample()
    Dim myValue As Variant
    
    ' 変数にnullを設定
    myValue = Null
    
    ' null判定
    If IsNull(myValue) Then
        MsgBox "変数 myValue は null です。"
    Else
        MsgBox "変数 myValue は null ではありません。"
    End If
End Sub

サンプルコードは、変数 myValue がnullであるかどうかを確認しています。変数がnullである場合、メッセージボックスに「変数 myValue は null です。」と表示します。

Excel VBAで自動化するコードのベースを習得したい方におすすめ!

VBAエキスパート資格は、日常業務でExcelを多用し、手動作業を減らしたいと考えている方には価値あるものです。

ExcelVBAエキスパートベーシック
仕事の効率をあげるためにExcelVBAを利用する人が対象の問題集です。


ExcelVBAエキスパートスタンダード

ExcelVBAの開発を仕事にする人が対象の問題集です。

 

Excel  VBA エキスパート資格について知りたい方は、下記「Excel VBAスキルアップを目指すなら知っておきたいVBAエキスパート」をご確認ください。