ExcelVBA 「プロシージャの外では無効です」というエラーの解決方法

 

ExcelVBA 「プロシージャの外では無効です」というエラーは、VBAコードを書く際に、構文がプロシージャの外で定義されている場合に発生します。このエラーを理解し、解決することで、正しい場所にコードを書く習慣を身につけられます。使い方や注意点など、サンプルコードをもとに具体的に解説します。

 

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Excel VBA 「プロシージャの外では無効です」

以下のようなシーンで利用されます。

1.VBAコードを記述しているときに誤ってプロシージャ外にコードを書いた。

2.変数の宣言や処理をプロシージャの範囲外に書いた。

使い方

1.プロシージャは、Sub や Functionで囲まれたコードのまとまりです。

2.コードは必ずプロシージャの内部に記述します。

ポイント

1.コードの配置場所を確認する
プロシージャの外に記述されたコードがないか確認する。

2.変数宣言はモジュールレベルかプロシージャ内で行う
グローバル変数を使いたい場合は、Dimをプロシージャ外の先頭に記述

3.プロシージャの外で使える記述
モジュールレベルで使えるコードは Option や Dim など、一部のみ。

 

Excel VBA 「プロシージャの外では無効です」のサンプルコード

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正しい例

Option Explicit ' モジュール全体の設定

Dim globalMessage As String ' モジュール全体で使える変数

Sub MainProcedure()
    globalMessage = "VBAのエラー処理"
    MsgBox globalMessage
End Sub

間違った例(エラー発生コード)

Option Explicit ' モジュール全体の設定

Dim message As String
message = "エラーになります" ' プロシージャの外なのでエラー

Sub MainProcedure()
    globalMessage = "VBAのエラー処理"
    MsgBox globalMessage
End Sub

「プロシージャの外では無効です」というエラーは、コードを書く場所が間違っている場合に発生します。このエラーを避けるには、コードを Sub または Function の中に必ず記述し、変数宣言やモジュール設定のみがプロシージャの外に許されることを意識しましょう。

 

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