Excel VBA 複数の列を基準にデータをソートする方法

以下のようなシーンで利用されます。

1.データ整理
売上データや顧客情報など、複数の条件を基にデータを整理したい場合に有効です。

2.レポート作成
複数の基準でデータを並び替えて、見やすいレポートを作成する際に利用します。

Option Explicit

Sub 複数条件でソート()
    ' ソート対象の範囲を指定
    With Worksheets("Sheet1").Sort
        ' すべてのソートフィールドをクリア
        .SortFields.Clear
        
        ' 1つ目の条件: 列Aを昇順でソート
        .SortFields.Add Key:=Range("A1:A10"), Order:=xlAscending
        
        ' 2つ目の条件: 列Bを昇順でソート
        .SortFields.Add Key:=Range("B1:B10"), Order:=xlAscending
        
        ' ソート範囲を指定
        .SetRange Range("A1:C10")
        
        ' 見出し行があるかどうか
        .Header = xlYes
        
        ' ソート実行
        .Apply
    End With
End Sub

複数条件のソートは、データを複数の基準で整理する際に非常に便利です。使い方は、1つ目の条件を設定し、次に2つ目以降の条件を順次追加していく形です。範囲の指定や条件の順序に注意して設定することで、正確なソートを行えます。