Excel VBA  特定の日時情報を記録するタイムスタンプの使い方

 

Excel VBA タイムスタンプとは、特定の日時情報(現在の日時や日付のみ、時間のみ)を記録することです。セルに日時情報を自動的に挿入する機能を実装できます。具体的な使い方や、注意点やサンプルコードを紹介します。

 

2025年の目標は繰り返し作業に悩まされない年にしませんか? Excel VBAを活用した効率化がその第一歩
本サイト参考:Excel VBAで自動化するコードのベースを習得したい方におすすめの記事

 

Excel VBA タイムスタンプの利用

以下のようなシーンで利用されます。

1.データ入力の履歴管理
入力したデータの日時を記録して、いつ情報が更新されたかを把握したい場合

2.更新履歴の記録
何らかの変更が行われたタイミングで、自動的にその時点の日時を記録

3.作業完了時刻の記録
業務プロセスやタスクの完了時に、正確な完了時間を記録するために利用

使い方

Now 関数を使用して現在の日時を取得し、それを指定したセルに記録します。また、 Date 関数や Time 関数を使えば、日付のみや時間のみの取得も可能です。

 

ポイント

1.タイムゾーン
PCのシステム時刻に依存するため、時差がある場合には注意が必要です。

2.自動更新
VBAでタイムスタンプを挿入する場合、自動的に更新されるわけではないので、更新のタイミングを設ける必要があります。

 

Excel VBA タイムスタンプのサンプルコード

Excel VBAで効率化の準備をしてみませんか?2025年をよりスムーズに過ごすための資格
基本的な文法やVBAの実践的な応用までを網羅的に学習できる方法は、ExcelVBAエキスパート資格の取得を目指すこと。学習を通して、より効率的に、着実に基礎を身につけることが可能です。資格取得すれば、スキルの証明にもなり、職場での評価アップにも繋がるため、勉強を進めるモチベーションにもなります。
本サイト参考:マクロ知識がないから「何から学べば良いのかわからない」という人におすすめの記事

セルに現在日時を挿入

Option Explicit

Sub タイムスタンプ_挿入()
    ' A1セルに現在の日時を挿入
    Range("A1").Value = Now
End Sub

セルに日付だけを挿入

Option Explicit

Sub 日付_挿入()
    ' B1セルに現在の日付を挿入
    Range("B1").Value = Date
End Sub

セルに時刻だけを挿入

Option Explicit

Sub 時刻_挿入()
    ' C1セルに現在の時刻を挿入
    Range("C1").Value = Time
End Sub

xcelVBAでのタイムスタンプ挿入は、データの変更や更新履歴を正確に記録したいときに非常に便利です。簡単に現在の日時や時間をセルに記録でき、業務の効率化にもつながります。

Excel VBAで自動化するコードのベースを習得したい方におすすめ!

VBAエキスパート資格は、日常業務でExcelを多用し、手動作業を減らしたいと考えている方には価値あるものです。

ExcelVBAエキスパートベーシック
仕事の効率をあげるためにExcelVBAを利用する人が対象の問題集です。


ExcelVBAエキスパートスタンダード

ExcelVBAの開発を仕事にする人が対象の問題集です。

 

Excel  VBA エキスパート資格について知りたい方は、下記「Excel VBAスキルアップを目指すなら知っておきたいVBAエキスパート」をご確認ください。