ExcelVBA技術者への近道は?独学でやるポイント

 

ExcelVBA技術者を目指したいが、近道はあるの?

 

はじめてIT関係の仕事をしたいと思って、ExcelVBAでコードを書いたが、これからどのように進めばいいか、迷っている方もいるでしょう。

 

やはり、情報処理に関して専門的なことを学習してから?と考える方も多いと思います。

 

たしかに、基礎的なことを理解していくほうがベストではあります。しかし、IT系の仕事に学歴は関係ありません。

 

仕事の効率をあげるため、ExcelVBAを独学で学んで、経験を積んでいった人。

このような方も、スキルアップしてIT系で働いている人もいます。

会社のシステム導入の際、未経験だったけど客先側のサポート要員で、ベンダー技術者に聞きながら基礎的なことを実践でできるようになった人なども多くいます。

 

この記事では、現役フリーランスの取材をもとに、働きながらExcelVBA技術者への近道は、どうすればいいかポイントを解説していきます。

最後まで読めば、ExcelVBA技術者として就職するまでの予定がはっきりして、実践できるようになるでしょう。

 

ExcelVBA技術者への近道・独学でやる手順

ExcelVBA技術者になる近道、独学でやる手順を解説します。

 

ExcelVBA基礎知識の獲得

オンラインコースや学習リソースを利用してExcelVBAの基本的な構文や機能を学びます。書籍やウェブサイトのチュートリアル、動画教材を活用して、基本的なコードの書き方やExcelの操作方法を習得します。

ただ、何を基準にすればいいか?

学習した結果を目に見える内容にしたいですね。そんな方にぴったりなのが、当サイトで紹介しているExcelVBAエキスパートです。

 

基本的な用語から記述内容まで、ExcelVBAベーシックとExcelVBAスタンダードで対応可能です。この2つは資格試験もあるので、試験に合格すれば、ExcelVBAの基礎知識がある証明にもなります。

 

ExcelVBAベーシックとExcelVBAスタンダードの公式テキストは下記から確認できます。

公式テキストはこちらからどうぞ

 

ExcelVBA実践的なプロジェクトに取り組む

自分の興味や日常的な課題に関連する小さなプロジェクトを選びます。例えば、簡単なデータの自動整理や集計などです。

プロジェクトで実際にExcelVBAを使い、学んだことを実践しましょう。エラーが出ても問題ありません。そこから学べます。

 

ExcelVBAの情報収集

Stack Overflowなどのサイトで他の開発者の質問や解決策を見ることで、新しいアイデアやテクニックを学べます。

 

Stack Overflow

Stack Overflowは、プログラミングやソフトウェア開発に関する質問と回答を得られるオンラインコミュニティです。

主にプログラマーや開発者が利用し、さまざまなプログラミング言語や技術に関する情報交換が行われます。

 

ExcelVBAの実践と改善

小さなプロジェクトを継続して改善し、新しい機能を追加していきます。達成感を得るためにも、少しずつ成果を積み重ねます。

読書やオンラインリソースだけでなく、実際にコードを書き、試すことが重要です。

 

ExcelVBAのテストと振り返り

プロジェクトを完成させたら、しっかりとテストを行います。

バグやエラーがあればそれらを修正しましょう。

完了したら、そのプロジェクトを振り返り、どうすればもっと良くできたかを考えます。それを仕事に活かしていきます。

 

ExcelVBAの学習継続

ExcelVBAは広範な分野です。学習は終わりません。定期的に新しい情報や機能について学び、プロジェクトで実践していくことが大切です。

忍耐強さと継続力が必要です。最初は難しさを感じるかもしれませんが、続けることでスキルが向上します。

 

ExcelVBA技術者への近道・小さなプロジェクト

たとえば、小遣い帳のExcelVBAプロジェクトを作成するための基本的な手順を以下に紹介します。

 

データ入力と整理

シートの作成
Excelブック内に新しいシートを作成して、小遣い帳のデータを入力するための領域を確保します。

データ入力
日付、収入、支出、残高などのカラムを持つ表形式のデータを入力します。

 

データ処理と計算

収入と支出の計算
各月の収入と支出を合計し、残高を計算するための式をセルに記述します。これらの計算を自動化します。

データの分類とフィルタリング
カテゴリごとに収入や支出を分類し、それに基づいて特定のカテゴリの合計を計算します。

 

グラフの作成

収支の可視化
折れ線グラフや棒グラフを使用して、収入と支出の推移を視覚化します。月ごとの収支の変動が一目でわかるようにします。

 

ユーザーフレンドリーなインターフェース作成

データの入力フォーム
ユーザーが新しいデータを入力できるようなフォームを作成します。フォームには必要なデータ入力フィールドが含まれます。

ボタンの追加
合計を再計算するボタンやグラフを更新するボタンなど、便利な操作を行うためのボタンを配置します。

 

エラーチェックと改善

エラー処理
不正なデータ入力に対するエラーチェックを実装します。例えば、マイナスの金額の入力を防止するなどのチェックを追加します。

使用性の改善
ユーザビリティ(ユーザー操作)を向上させるために、フォームの使いやすさや視覚的な魅力を改善します。

 

これは、ExcelVBAを使用して小遣い帳を作成するための基本的な手順です。これらのステップを進めることで、効率的で使いやすい小遣い帳を作成できるでしょう。

 

小遣い帳以外でもいいので、身近なことで実践できる処理をExcelVBAで作成する。

コードを書くことが独学でExcelVBAの技術力を身に着ける最短になります。