Excel VBAエキスパート資格・ベーシック試験対策の問題集に出題しているプロシージャの解説ページです。
Excel VBA プロシージャとは
プロシージャは、Excelで特定の作業やタスクを実行するための手順や命令の集まりです。
プロシージャにはSubプロシージャ、Functionプロシージャ、Propertyプロシージャがあります。
1.「料理を作る」Subプロシージャ
何を作るか→「レシピブック」Propertyプロシージャ
「材料を切る」Subプロシージャ
「材料を加工(炒める、焼く、ゆでるなど)」Subプロシージャ
「材料に味つけする」Subプロシージャ
2.「材料を切る」Subプロシージャ
Functionプロシージャ「材料、人数」
材料を切った結果を加工前材料を返す
3.「材料を加工(炒める、焼く、ゆでるなど)」Subプロシージャ
Functionプロシージャ「加工前材料、調理器具」
調理器具で加工前材料をもとに調理した結果を返す
4.「材料に味つけする」Subプロシージャ
味付けする調味料をもとに味付け調整した内容を返す
Propertyプロシージャはレシピで、Subプロシージャは料理を作る手順、Functionプロシージャは料理を作る加工で、加工するものを受けて加工した結果を返しています。
サブルーチンとも呼ばれ、特定の作業や手順を実行します。Excel VBAでは、通常このタイプのプロシージャを使って処理を実行します。Subプロシージャは値を返さず、独自の処理を行います。呼び出すためには、他のSubプロシージャ内で呼び出したり、イベント(ボタンクリックなど)に関連付けたりします。
関数を表し、特定の処理を実行して結果を返します。つまり、Functionプロシージャは値を返します。関数を使うことで、Excelのセル数式のように使える組み込み関数を作成することができます。
オブジェクトのプロパティ(属性や設定)を取得したり、設定したりするためのプロシージャです。この種類のプロシージャは、オブジェクトの特定のプロパティの値を返したり設定したりするのに使用されます。※PropertyプロシージャはExcelVBA 公式テスト範囲に含まれていません
Excel VBAプロシージャ作成手順
1.Excelを起動して新しいブックを開く
2.AltキーとF11を押してVBEを開く
3.挿入タブから標準モジュールをクリック
プロジェクトエクスプローラの標準モジュールにModule1が作成されます
この標準モジュール内にプロシージャを作成します。
Subプロシージャは、Sub 任意の名前()でエンターすると、1行あけてEnd Subを表示します。このSub 任意の名前()とEnd Subの間に処理する内容のコードを記述します
Functionプロシージャは、Function 任意の名前()でエンターすると、1行あけてEnd Subを表示します。このFunction 任意の名前()とEnd Functionの間に処理する内容のコードを記述します。()はSubプロシージャから渡される元の値になる引数を記述します
Excel VBA プロシージャのコード
Sub AddNumbers()
Dim num1 As Integer
Dim num2 As Integer
Dim result As Integer
' 2つの整数を入力する
num1 = InputBox("最初の整数を入力してください:")
num2 = InputBox("次の整数を入力してください:")
' Functionプロシージャを呼び出して加算する
result = SumNumbers(num1, num2)
' 結果を画面に表示する
MsgBox "加算結果は " & result & " です。"
End Sub
Function SumNumbers(ByVal x As Integer, ByVal y As Integer) As Integer
' 2つの整数を加算して結果を返す
SumNumbers = x + y
End Function
Propertyプロシージャ、Functionプロシージャでマクロは動作しません。Subプロシージャから実行します。
メインのSubプロシージャを指定して実行すると、Propertyプロシージャを参照して、細分化した処理をするSubプロシージャを実行、Subプロシージャで共通化したFunctionプロシージャを利用して動作させす。
つまり、Subプロシージャが起点で実行します。
プロシージャ|記憶定着問題集
操作方法:1.●●●をクリック(スマホはタップ)で答え表示。2.答えをクリック(スマホはタップ)で●●●表示。1⇔2を繰り返すことで、記憶を定着できます。
Subプロシージャは値を●●●、独自の処理を行います。呼び出すためには、他のSubプロシージャ内で●●●、イベント(ボタンクリックなど)に関連付けたりします。
Functionプロシージャは値を●●●。関数を使うことで、Excelのセル数式のように使える組み込み●●●を作成することができます。
Propertyプロシージャ、Functionプロシージャでマクロは●●●。Subプロシージャから●●●します。つまり、●●●が起点で実行します。
Excel VBAのスキルを身につけて、仕事の効率化に貢献しませんか? 当サイトでは、Excel VBAエキスパート認定資格取得に向けた情報を提供しています。興味がある方は、ぜひ以下の問題集からチャレンジしてみてください。 ExcelVBAエキスパートベーシックは、業務効率をあげるためにExcelVBAを利用する人が対象の問題集です。