Excel VBAエキスパート資格・ベーシック試験対策の問題集に出題している「セル操作Selection」の解説ページです。
Selectionの使い方
Excel VBAの「Selection」は、ユーザーが選択したセル範囲を表します。
「Selection」は、ユーザーが選択したセルや範囲に対して処理を行うための操作を提供することです。これにより、特定の操作を選択したセル範囲に対して適用できます。
「Selection」は、以下のように使用できます。
' Selection の値を取得する例
Dim selectedRange As Range
Set selectedRange = Selection
' Selection の背景色を変更する例
Selection.Interior.Color = RGB(255, 0, 0)
「Selection」は、ユーザーが選択した範囲を表します。たとえば、単一のセル、連続したセル範囲、または非連続の複数の範囲を含むことができます
Excel シート上で特定の範囲を選択し、その範囲に対して特定の操作(値の取得、書式の変更、データ処理など)を行いたい場合に使用します。「Selection」 を使うと、ユーザーの選択に基づいて動的に操作を行えます。
Option Explicit
Sub ApplyFilterAndFormat()
' A列からE列を選択
Dim selectedRange As Range
Set selectedRange = Selection.Worksheet.Range("A:E").Columns
' オートフィルタを適用
selectedRange.AutoFilter Field:=1, Criteria1:=">=2023/1/1", Operator:=xlAnd, Criteria2:="<=2023/12/31"
selectedRange.AutoFilter Field:=2, Criteria1:="返品"
' オートフィルタで表示されているセルを選択
selectedRange.CurrentRegion.Select
' 選択範囲に太字と赤い文字を適用
With Selection.Font
.Bold = True
.Color = RGB(255, 0, 0) ' 赤い文字
End With
' 選択範囲の背景色を黄色に変更
With Selection.Interior
.Color = RGB(255, 255, 0) ' 黄色
End With
' オートフィルタを解除
selectedRange.Worksheet.AutoFilterMode = False
End Sub
A列からE列を範囲指定、その後、日付範囲と返品でデータを絞り込む。絞り込んだ結果のデータセルをSelectionで範囲指定して、文字色は赤色の太字、背景色は黄色にしています。
実務でも、条件にもとづきデータを絞り込み、書式を設定して報告書にする運用で使えます。
セル操作Selection|記憶定着問題集
操作方法:1.●●●をクリック(スマホはタップ)で答え表示。2.答えをクリック(スマホはタップ)で●●●表示。1⇔2を繰り返すことで、記憶を定着できます。
「●●●(セレクション)」は、ユーザーが選択した●●●を表します。たとえば、●●●のセル、●●●したセル範囲、または●●●を含むことができます。
。
Excel シート上で特定の範囲を選択し、その範囲に対して特定の操作(値の●●●、書式の●●●、●●●)を行いたい場合に使用します。「●●●」 を使うと、ユーザーの選択に基づいて動的に操作を行えます。
Selection の値を取得する記述
Dim selectedRange As Range
Set selectedRange = ●●●
Selection の背景色を変更する記述
●●●.Interior.Color = RGB(255, 0, 0)
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