Excel VBA ベーシック・セル操作Valueについて

Excel VBAの「Value」プロパティは、特定のセルや範囲から値を取得したり、その値を変更したりするために使われます。

Valueの種類と使い方

「Value」プロパティは、様々なデータ型を持つことができます。数値、文字列、日付、真偽値など、そのセルに格納されたデータの型によって異なります。

 

例えば、セルの値を取得するために「Value」プロパティを使用します。次の例では、A1セルの値を取得して、変数に代入しています。

 

Dim val As Variant
val = Range("A1").Value

 

セルに新しい値を設定する際にも「Value」プロパティが使われます。次の例では、A1セルに新しい値を設定しています。

 

Range("A1").Value = 100

 

「Value」はセルや範囲の現在の値を取得したり、新しい値を設定するためのプロパティです。

値の型に応じて、セルから取得するデータの型が変わります(数値、文字列、真偽値など)。

 

Valueの省略

「Value」プロパティは省略可能です。「Value」の省略は、コードの読みやすさとシンプルさを促進するためのものです。

 

例えば、次のコードは、A1セルの値を取得する方法を示しています。

Dim val As Variant
val = Range("A1")

 

新しい値を設定する際も同様に「Value」プロパティを明示的に記述せずに、以下のように行います。

Range("A1") = 100

 

「Value」プロパティの省略は、コードを簡潔にするために使用されます。

通常、変数にセルの値を代入したり、セルに新しい値を設定する際に、「Value」プロパティを省略して使用することができます。

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