Excel 関数で文字と数字を組み合わせ一意の番号を自動生成する方法

 

Excel 関数で、文字を含んだ連番は、文字と数字を組み合わせた一意の番号を自動的に生成する方法です。これを使うと、商品コードや注文番号など、規則的な名前付けを簡単に行えます。注意点、サンプルコードをもとに使い方を具体的に解説します。

 

Excel 関数 文字を含んだ連番の利用

以下のようなシーンで利用されます。

1.商品コードや注文番号を「ABC001」「ABC002」のように作りたい。

2.社員番号や顧客IDなど、文字列に連続する番号を含めたい。

3.書類や伝票の管理で、番号に文字を追加して分かりやすくしたい。

 

使い方

Excelでは「文字を含んだ連番」を作成するのに「TEXT関数」と連番を作る数式を組み合わせて使います。

 

ポイント

1.桁数の指定
TEXT関数のフォーマット指定で、桁数をコントロールします。たとえば、5桁にしたい場合は"00000"と指定します。

2.データの増減
行を削除したり追加した場合、ROW関数を使った連番は正しく反映されますが、手入力の場合は手動で番号を調整する必要があります。

3.固定の文字列
文字列の部分は数式の中で固定されているため、途中で変更する場合は手動で文字部分を修正する必要があります。

 

Excel 関数 文字を含んだ連番のサンプル
1. A1セルに次の数式を入力します。

="ABC" & TEXT(ROW(A1), "000")

2. 数式をA2以下にコピーすると、A列に「ABC001」「ABC002」「ABC003」…という文字を含んだ連番が自動的に生成されます。

この方法で、商品コードやIDなど文字列と連番の組み合わせを簡単に処理できます。