Excel 関数「E+00」が表示される原因と解決方法

 

Excel 関数 「E+00」は指数表記と呼ばれる形式です。具体的には、次のような状況で発生します。

 

Excel 関数  E+00の原因

「E+〇〇」とは、指数表記と呼ばれる形式で、Excelが非常に大きな数値や非常に小さな数値を自動的に省略して表示する際に使われます。たとえば「1E+09」は「1×10の9乗」という意味で、1,000,000,000(10億)を表します。

この表記が表示される主な原因は、数値がセルの幅に収まらない場合や、Excelが数値を自動的に指数形式で表示する設定になっているためです。

 

Excel 関数 E+00の解決方法
1.セル幅を広げる

セルの幅が狭いために数値が指数形式で表示されることが多いです。セルの右端をドラッグして幅を広げると、数値が通常の表示に戻ることがあります。

セルの列見出し(例えば「A」や「B」)の右端をダブルクリックすることで、自動的に幅を調整できます。

 

2.セルの表示形式を変更する

Excelが自動的に指数表記を使用している場合、数値としての表示形式を「標準」または「数値」に変更することで通常の表示に戻せます。

対象セルを選択 → 右クリック →「セルの書式設定」→「数値」を選択 → 小数点以下の桁数を設定(例: 0 桁)

例: 10,000,000,000を「1E+10」ではなく、10,000,000,000として表示したい場合、数値形式を設定します。

 

3.科学技術形式を避ける

 設定によっては、デフォルトで科学技術形式(指数表記)を使用している場合があります。これを「標準」や「数値」に変更すれば回避できます。

 

ポイント

1.計算自体に問題はない
指数形式で表示されていても、数値そのものや計算結果には問題ありません。見た目だけの問題です。

2.大きな数値や小数点の数が多い場合に多用される
特に非常に大きい数や小数点以下の桁数が多い場合、自動的にこの表記が適用されるので、必要に応じて表示形式を変えましょう。

 

 

当サイトを通じて、多くの受講者がExcel VBA資格試験に合格し、実務で役立つスキルを身につけています。これまでに、Excel VBAエキスパート資格試験問題集は累計11195回利用されており、多くの方が着実にスキルアップしています。

しかし、Excel VBAやマクロの知識がない方からは、「何から学べば良いのかわからない」という声も多く寄せられています。

そこで、今までの実績と皆様からのご意見をもとに、初心者でも無理なくExcel VBAを習得できるように、12000文字以上の充実したカリキュラムを作成しました。

このカリキュラムでは、Excelの基礎からマクロの基本、Excel VBAの命令、デバッグ、実務での応用、さらには実際のプロジェクトまで、段階的に学べる体系的な内容を無料で提供しています。

あなたも、今からこのカリキュラムをスタートして、Excel VBAスキルを習得しませんか?