
ExcelのEDATE関数は、指定した開始日から指定した月数だけ前後した日付を計算するために使用されます。特定の月数後や月数前の日付を簡単に求めることができます。具体的な使い方や、注意点やサンプルを紹介します。
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Excel 関数 EDATEの利用
以下のようなシーンで利用されます。
1.定期的な支払い日や契約更新日の計算
例えば、3か月後の支払日や6か月後の契約更新日を自動的に算出する際に便利です。
2.プロジェクトやタスクのスケジュール管理
プロジェクトの開始日から数か月後の期限や目標日を設定する場合に活用できます。
3.ローンの返済スケジュール
毎月の返済日を計算する場合にも役立ちます。
=EDATE(開始日, 月数)
・開始日
基準となる日付(セル参照または"YYYY/MM/DD"の形式で指定)
・月数
何か月後(または何か月前)かを指定。正の値は未来の日付、負の値は過去の日付を計算します。
1.日付の形式
「開始日」が正しい日付形式で入力されていないと、正しく計算できません。
2.結果が月末の場合
開始日が月末の場合、計算結果も自動的に月末に調整されます。例えば、1月31日から1か月後は2月28日または29日になります。
Excel 関数 EDATEのサンプル
セルA1に「2024/01/15」と入力されている場合、3か月後の日付を求めるには次のようにします。結果は「2024/04/15」となります。
=EDATE(A1, 3)
6か月前の日付の計算
セルB1に「2024/09/07」と入力されている場合、6か月前の日付を計算するには次のようにします。結果は「2024/03/07」となります。
=EDATE(B1, -6)
月末調整の例
セルC1に「2024/01/31」と入力されている場合、1か月後の日付を計算すると、結果は「2024/02/29」(うるう年の場合)となります。
=EDATE(C1, 1)
EDATE関数は、指定した日付から何か月後または何か月前の日付を簡単に計算できる関数です。日付に関するスケジュール管理や定期的なイベント、支払いスケジュールの計算など、実務において多くの場面で活用できる便利な関数です。日付形式の入力ミスや、月末に対する自動調整に注意しましょう。
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