Excel 関数 MAXは指定した範囲内の数値の中から最も大きい値を返す

 

ExcelのMAX関数は、指定した範囲内の数値の中から最も大きい値を返すための関数です。複数のデータから最大値を簡単に見つけたい場合に使用します。具体的な使い方や、注意点やサンプルを紹介します。

 

Excel 関数 MAXの利用

以下のようなシーンで利用されます。

1. テストの最高点を知りたいとき。

2. 売上データの中で最も高い売上額を見つけたいとき。

3. 競技記録の中で最大のスコアや記録を確認したいとき。

 

ポイント

1.範囲内に文字列や空白セルが含まれていても無視されます。

2.数値のみが計算対象です。文字列やエラーは最大値としてカウントされません。

3.負の値も考慮されます。負の数値の中で一番大きい(絶対値が小さい)値が返されます。

 

Excel 関数 MAXのサンプル
基本的なMAX関数
A1からA5に入力された数値の中で最も大きい値を返します。例えば、A1に10、A2に5、A3に20、A4に15、A5に7と入力されている場合、結果は「20」となります。

=MAX(A1:A5)

複数範囲の最大値を計算
A1からA5およびB1からB5の範囲の中で最も大きい値を探します。

=MAX(A1:A5, B1:B5)

個別の値を指定
A1、A3、A5に入力された数値の中で最大値を返します。

=MAX(A1, A3, A5)

例えば、=MAX(A1:A5)の範囲に10、空白、20、文字列、5が入力されていた場合、空白や文字列は無視され、結果は「20」となります。

MAX関数は、データの中で最も大きな値を簡単に取得できるので、分析や評価の場面でよく使われます。

 

 

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