
Excel 関数「行削除に影響しない通し番号」で、データが増減しても番号が自動的に更新する。この関数で、行を削除したり追加したりしても番号が連続して表示され、手動で修正する手間を省けます。注意点、サンプルコードをもとに使い方を具体的に解説します。
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Excel 関数ROWの利用
以下のようなシーンで利用されます。
1.大量のデータリストで、連番を維持しながら行の削除や追加を行いたい。
2.商品や社員リストなどの管理で、順番に通し番号を表示させたいが、データが変動しても番号を自動で調整したい。
手動で連番を作成する場合、1と入力したセルの右下にある小さな四角をドラッグすることで連番が自動で入力されます。ただし、この方法では行削除時に再設定が必要です。
行削除に影響しない通し番号を作るためには、以下の手順でExcelの機能を使います。
1.ROW関数の注意点
データがテーブル形式ではない場合、数式が正しく機能しないことがあります。データを挿入すると番号が崩れるため、テーブルとして書式設定することをお勧めします。
2.テーブル形式の使用: テーブル形式にすることで、データ範囲を自動で管理し、新しい行を追加しても連番が正しく振られます。
Excel 関数ROWのサンプル
2. A2セルに次の数式を入力します。
=ROW()-1
3. これをA3以降にコピーすると、A列に1からの連番が自動的に入力されます。
4. もし2行目を削除しても、連番は1、2、3...と順番が維持されます。
この方法で、データの増減に影響を受けない通し番号を簡単に維持できます。
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