
Excel関数 SUBSTITUTE でデータの修正や編集を行う際、特定の文字列を他の文字列に 一括置換 することで、手動で修正する手間を省き、作業効率を向上させることができます。
注意点、サンプルコードをもとに使い方を具体的に解説します。
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Excel 文字列置換する関数SUBSTITUTEの利用
以下のようなシーンで利用されます。
1.データのフォーマット統一
大量のデータの一部を一括で変更したい場合に使用。たとえば、製品名やコードの表記方法を変更する際に便利です。
2.入力ミスの修正
誤字や入力ミスをまとめて修正するために利用
3.不要な文字の削除
データから特定の文字やシンボル(例:「#」や「-」など)を削除したい場合に便利です。
Excelでは、文字列を置換するために SUBSTITUTE 関数 を使用します。この関数は、指定した文字列を別の文字列に置き換えるのに役立ちます。
=SUBSTITUTE(文字列, "置換対象の文字", "置換後の文字")
1. 文字列 :置換を行う元の文字列やセルを指定します。
2. 置換対象の文字 :置き換えたい文字列を指定します。
3. 置換後の文字 :新しく置き換える文字列を指定します。
1.大文字と小文字の区別
SUBSTITUTE 関数は大文字と小文字を区別します。「VBA」と「vba」は異なるものとして認識されるため、置換対象が正確に指定されているか確認が必要です。
2.複数回の置換
一度に複数の異なる文字列を置換する場合、関数を入れ子にする必要があります。
=SUBSTITUTE(SUBSTITUTE(A1, "VBA", "マクロ"), "関数", "機能")
Excel 文字列を置換する関数SUBSTITUTEのサンプル
セル A1 に「Excel VBA 関数」と入力されている場合、「VBA」を「マクロ」に置き換える
=SUBSTITUTE(A1, "VBA", "マクロ")
結果は「Excel マクロ 関数」
元のデータ :セル B1 に「2023/09/16」と文字列が入力されている場合、スラッシュをハイフンに置き換える
=SUBSTITUTE(B1, "/", "-")
結果は「2023-09-16」
特定部分の変更 :セル C1 に「Hello World!」と入力されている場合、「World」を「Excel」に置き換える
=SUBSTITUTE(C1, "World", "Excel")
結果は「Hello Excel!」
文字列置換、●●● 関数
=SUBSTITUTE(●●●)
Excelの SUBSTITUTE 関数を使えば、指定した文字列を他の文字列に効率よく置き換えることができます。データの一括修正やフォーマット変更に役立ち、特に大量のデータを扱う場面で便利です。大文字・小文字の区別に注意しながら使うとよいでしょう。
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