
ExcelのSUMIF関数は、指定した条件に一致するセルの数値を合計する関数です。条件に応じたデータの集計が簡単にできるため、特定の範囲における合計値を求めたいときに便利です。具体的な使い方や、注意点やサンプルを紹介します。
Excel 関数 SUMIFの利用
以下のようなシーンで利用されます。
1.売上の集計
特定の商品や金額以上の売上を合計する。
2.費用の管理
部門ごとの費用を合計する。
3.成績の集計
合格者の得点のみを合計する。
使い方
=SUMIF(範囲, 条件, [合計範囲])
・範囲
条件を適用するセル範囲
・条件
合計の対象となる基準。数値、文字列、比較演算子を使って指定できます。
・合計範囲(省略可)
条件に一致したときに実際に合計する数値が入ったセル範囲。省略した場合、条件範囲のセルがそのまま合計されます。
ポイント
1.範囲と合計範囲のサイズ
範囲と合計範囲のサイズ(セルの数)は一致している必要があります。
2.部分一致
条件に「*」を使って部分一致で検索することができます(例: "商品*" で「商品A」「商品B」などに一致させる)
3.複数条件が必要な場合
複数条件を指定したい場合は、SUMIFS関数(複数条件を指定できる)を使うのが適切です。
Excel 関数 SUMIFのサンプル
「合格者」の得点を合計する
=SUMIF(B2:B4, "合格", C2:C4)
SUMIF関数は、特定の条件を満たす数値の合計を簡単に求めることができ、売上データの分析や経費管理、成績集計など、業務効率化に役立ちます。
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