初心者向けエクセルマクロの作り方を解説|コピペOK実務テンプレ付き

 

「繰り返しの作業をマクロで自動化したいけど…」
「VBAって難しそうで手が出ない…」

そんなあなたでも大丈夫。いまから、実務マクロのコードを使って、Excel作業をサクッと自動化してみませんか?

 

この記事では、

マクロって何?
どうやって作るの?
どんな場面で使えるの?

 

といった初心者の疑問に答えながら、実際に現場で使われているテンプレートを紹介します。

事例をもとにサクッとマクロを作りたい方は、「3 初心者向けエクセルマクロの作り方を解説|よく使われるマクロ事例」を確認ください。

この記事を読み終えた頃には、「えっ、自分でもできた!」という体験がきっと手に入ります。

 

 

初心者向けエクセルマクロの作り方を解説|マクロって何?

 

マクロとは?

マクロとは、Excelで操作した作業手順を記録・自動化できる機能のこと。

複数の操作をボタン1つで一瞬で実行できるようになります。

 

VBAとマクロの違い

マクロの中身は「VBA(Visual Basic for Applications)」というプログラミング言語で書かれています。

ただし、最初から全部書く必要はありません。

まずは“コピペ”から始めてOK。

慣れてきたら少しずつ中身も覚えていけば大丈夫です。

 

難しくない!マクロ記録機能で安心スタート

Excelには「マクロの記録」という便利な機能があります。ボタン1つで自分の操作がVBAコードとして自動生成されるため、初心者でも安心です。

 

※マクロ記録については、本記事では解説していません。

 

初心者向けエクセルマクロの作り方を解説|マクロの作り方 3ステップ

まずは、実際にマクロを動かしてみましょう。

 

【STEP1】マクロを使えるように設定しよう

新規 空白のブックをクリックします

 

ALT+F11で、下記開発画面になります。

 

 Excelの警告が出たら「コンテンツの有効化」をクリック。

 

【STEP2】このマクロをコピーして貼り付け!

 

  1. Sub SampleCopy()
  2.     Sheets("Sheet1").Range("A1:A100").Copy
  3.     Sheets("Sheet2").Range("A1").PasteSpecial Paste:=xlPasteValues
  4. End Sub

 

「シート1のA列を、シート2に転記するマクロ」コードをコピペ

Sheet1とSheet2の準備

Sheet1とSheet2の内容

 

【STEP3】実行してみよう(実行のやり方3つ)

マクロ実行ボタン

マクロ実行:ボタンから

マクロ実行:F5キー

マクロ実行:F5キー

マクロ実行:F8キー(ステップ実行:行ごとに実行すること)

マクロ実行:F8キー(ステップ実行:行ごとに実行すること)

マクロ実行結果

マクロ実行結果

 

初心者向けエクセルマクロの作り方を解説|よく使われるマクロ事例テンプレ

ここからは、実際の現場でよく使われているマクロ事例のテンプレを紹介します。

初心者でもカスタマイズしやすい内容なので、ぜひ活用してみてください!

まずは、コピペして試してください。

 

 

この【初心者向け】シートデータをコード別に自動で分けるマクロは、多くの方が利用されているコードで、業務でよく使うマクロになっています。

1枚のシートにまとめられたデータから、指定した列(例:A列の「コード」)をキーにして、コードごとに新しいシートを作成し、データを分けて転記します。

手作業不要!「マクロ実行」だけですぐに完成します。

 

 

この【初心者向け】シートデータをコード別に自動集計するマクロは、2番目に利用されているコードで、業務でよく使うマクロになっています。

1枚のシートにまとめられたデータから、指定した列(例:A列の「コード」)をキーにして、コードごとに新しいシートを作成し、データを分けて日別集計を作成します。

月末になったら、よくある担当者ごとの売上どうなっているとか、商品分類、得意先などもあります。

毎月もしくは毎日シート分けコピペと、シートごとの集計作業、なんとかならないかと思いますね。

それらの手作業は不要!「マクロ実行」だけですぐに完成します。

 

 

この【初心者向け】シートデータをコード別に自動集計と折線グラフを作成するマクロは、2番目に利用されているコードに折れ線グラフを追加した内容で、これも業務でよく使うマクロになっています。

1枚のシートにまとめられたデータから、指定した列(例:A列の「コード」)をキーにして、コードごとに新しいシートを作成し、データを分けて日別集計して折線グラフを作成します。

月末になったら、よくある担当者ごとの売上どうなっているとか、商品分類、得意先などもあります。

毎月もしくは毎日シート分けコピペと、シートごとの集計作業、しかも、わかりやすくグラフも付けてほしい。。。なんとかならないかと思いますね。

それらの手作業は不要!「マクロ実行」だけですぐに完成します。

 

 

この【初心者向け】シートデータをコード別に自動集計と折線グラフを作成する完全版で、配布ブックまで自動作成するマクロです。報告書のスタートから完了まで一気にすませる作業になります。

1枚のシートにまとめられたデータから、指定した列(例:A列の「コード」)をキーにして、コードごとに新しいシートを作成し、データを分けて日別集計、折線グラフを作成。そして、シートごとにシート名をブック名にして作成する

月末になったら、よくある担当者から、自分の売上だけのExcelファイルを作成してくれる?

という感じですね。

簡単に言うけど、毎月もしくは毎日シート分けコピペと、シートごとの集計作業、わかりやすくグラフ作成して、担当者別のブックを作成してほしい。。。なんとかならないかと思いますね。

それらの手作業は不要!「マクロ実行」だけですぐに完成します。

 

今後の予定

皆様のご意見から、

2025年6月末までに、下記マクロ事例をアップします。

・基幹システムから渡されたデータ(CSV)をExcelで利用するマクロ

 

初心者向けエクセルマクロの作り方を解説|よくある質問

VBAの知識がなくても使えますか?

はい。コードはすべてコピペしてご利用して大丈夫です。

業務で使っても問題ない?

すべて実務で検証済み。現場での活用を前提としています。

カスタマイズもできますか?

はい。ご自身で、社内のExcel業務に合わせて調整可能です。

 

初心者向けエクセルマクロの作り方を解説|まとめ

マクロは、Excel作業のムダを省く最強の時短ツールです。

最初の一歩は不安でも、「できた!」の体験がきっとあなたの自信になります。

まずは1つでもいいので、紹介したマクロを使ってみてください。

「作業が楽になる」「残業が減る」

その変化を、ぜひあなたの手で体感してください。