Excel VBA プログラムの一時停止から1行ずつ実行するブレークポイントの設定

 

Excel VBA、プログラムの実行中に特定の箇所で処理を一時停止して、1行ずつ実行するブレークポイントの設定のやり方、注意点を紹介します。

 

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Excel VBA 1行ずつ実行する目的

Excel vbaで1行ずつの実行は、コードを一行ずつ実行してデバッグやステップ実行する機能です。主な目的は、プログラムの実行中に特定の箇所で処理を一時停止し、変数や処理の途中結果を確認することで、プログラムの正確性を確かめたり、問題の解析に使います。

Excel VBA 1行ずつ実行するブレークポイント使い方

・プログラムの実行中に予期せぬ動作が発生した場合、特定の行で処理を停止して問題の特定やデバッグする。

・ループ内での処理や条件分岐がうまくいっているか確認する。

・プログラムの特定の箇所に到達した際に変数の値を確認する。

 

Excel VBA 1行ずつ実行するブレークポイントの使い方

1.ブレークポイントの設定
コードウィンドウの行番号左側にカーソルを合わせ、クリックすると赤いポイントが設定されます。これがブレークポイントです。

2.デバッグの開始
コードエディタでデバッグを開始するには、F5キーを押すか、「デバッグ」メニューから「デバッグの開始」を選択します。

3.プログラムの一時停止
ブレークポイントでプログラムが停止します。ここから1行ずつ実行(F8キー)できます。

4.1行ずつ実行(F8キー)

 

注意点

ブレークポイントを多用すると、プログラムの実行が煩雑になります。必要な箇所にのみブレークポイントを設定しましょう。