Excel VBAで、指定したセル以下の2行目以降の特定範囲内のデータを一括でクリアする。注意点やサンプルコードを紹介します。
Excel VBA 2行目以降をクリア
以下のようなシーンで利用されます。
・シート上の特定の範囲に保存されているデータをリセットしたい場合。
・一部のデータを保持しつつ、特定の行から下のデータをクリアしたい場合。
・テーブル形式のデータがあり、2行目以降を初期化したい場合。
ポイント
・シートや範囲の指定を誤ると、予期せぬセルのクリアが発生する可能性があるため、注意が必要です。
・マクロを実行する前に、データのバックアップを取得することをおすすめします。
Excel VBA 2行目以降をクリアするサンプルコード
Option Explicit
Sub ClearRowsBelow()
Dim ws As Worksheet
Dim clearRange As Range
' 対象のシートを指定
Set ws = ThisWorkbook.Sheets("Sheet1") ' シート名を適切なものに変更
' クリアする範囲を指定
Set clearRange = ws.Range("A2:E" & ws.Rows.Count)
' 指定セル以下の行をクリア
clearRange.ClearContents ' データだけをクリア
' または
' clearRange.Clear ' データと書式をクリア
End Sub
サンプルコードは、Sheet1のA列からE列の2行目以降をクリアします。
毎日のルーチン作業をExcel VBAで自動化し、時間を有効活用しませんか?Excel VBAエキスパート資格取得問題集を活用して資格取得、そして効率的な仕事を実現しましょう!
VBAエキスパート資格は、日常業務でExcelを多用し、手動作業を減らしたいと考えている方には価値あるものです。
ExcelVBAエキスパートベーシック
仕事の効率をあげるためにExcelVBAを利用する人が対象の問題集です。
ExcelVBAエキスパートスタンダード
ExcelVBAの開発を仕事にする人が対象の問題集です。
Excel VBA エキスパート資格について知りたい方は、下記「Excel VBAスキルアップを目指すなら知っておきたいVBAエキスパート」をご確認ください。
ExcelVBAの学習方法で効果的な学び方を知りたい方は、下記「Excel VBA初心者のための効果的な学習ガイド」をご確認ください。