Excel VBAの Dictionary Existsは、指定されたキーが辞書内に存在するかどうかを確認するために使用します。具体的な使い方や、注意点やサンプルコードを紹介します。
基本的な文法やVBAの実践的な応用までを網羅的に学習できる方法は、ExcelVBAエキスパート資格の取得を目指すこと。学習を通して、より効率的に、着実に基礎を身につけることが可能です。資格取得すれば、スキルの証明にもなり、職場での評価アップにも繋がるため、勉強を進めるモチベーションにもなります。
本サイト参考:マクロ知識がないから「何から学べば良いのかわからない」という人におすすめの記事
Excel VBA dictionary existsの利用
以下のようなシーンで利用されます。
・キーの存在を確認してから辞書内の要素にアクセスするときに使用します。
ポイント
Existsは、キーが存在するかどうかを確認するだけで、値を取得するわけではありません。
Excel VBA dictionary existsのサンプルコード
Option Explicit
Sub CheckKeyExistence()
' Dictionaryの作成
Dim myDict As Object
Set myDict = CreateObject("Scripting.Dictionary")
' キーと値の追加
myDict.Add "Apple", 10
myDict.Add "Banana", 5
myDict.Add "Orange", 8
' キーの存在を確認
If myDict.Exists("Banana") Then
MsgBox "Bananas exist! Quantity: " & myDict("Banana")
Else
MsgBox "Bananas do not exist!"
End If
' 存在しないキーを確認
If myDict.Exists("Grapes") Then
MsgBox "Grapes exist!"
Else
MsgBox "Grapes do not exist!"
End If
End Sub
サンプルコードは、特定の果物のキーが存在するかどうかを確認しています。存在する場合はその数量を表示し、存在しない場合はメッセージを表示します。
Excel VBAで自動化するコードのベースを習得したい方におすすめ!
VBAエキスパート資格は、日常業務でExcelを多用し、手動作業を減らしたいと考えている方には価値あるものです。
ExcelVBAエキスパートベーシック
仕事の効率をあげるためにExcelVBAを利用する人が対象の問題集です。
ExcelVBAエキスパートスタンダード
ExcelVBAの開発を仕事にする人が対象の問題集です。
Excel VBA エキスパート資格について知りたい方は、下記「Excel VBAスキルアップを目指すなら知っておきたいVBAエキスパート」をご確認ください。