ExcelVBA 今から学んで大丈夫?|2021の利用や最適バージョンの選択

 

ExcelマクロやVBAって、今から学んで大丈夫?と思っている方も多いかもしれませんね。これから学習される初心者の方向けExcelVBAを学ぶ判断情報や、2021の利用や最適バージョンの選択など、具体的に解説します。

 

ExcelマクロやVBAって、今から学んで大丈夫?

Office365が販売されているなか、「マクロやVBAって、今から学んで大丈夫?」と思っている方も多いかもしれません。

 

でも実際には、Excelの自動化を考えるなら、今もExcel VBAは最も効率的で学びやすいツールの一つです。

 

なぜなら、VBAはExcelの機能と一体化しており、追加のソフトウェアを用意したり、複雑な環境設定をしなくても、すぐに使い始められるからです。

 

プログラミングの専門的な知識がなくても、すでに使い慣れているExcel内で始められるので、経理や事務作業の自動化にぴったり。

 

ExcelVBAを学ぶことで、「作業の効率化」だけでなく、Excelのデータ処理をもっと柔軟に、もっとスピーディに行えるようになります。

 

以下、初心者に最適な3つの理由がExcelVBAにあるからです。

 

簡単に始められる

Excel VBAはExcelの中で動作するため、最初から大掛かりな準備やインストールは必要ありません。

 

「プログラミングなんて全く経験がない」という初心者の方でも、Excel VBAの基本的なコードを少し学ぶだけで、業務を自動化し始めることができるのです。

 

プログラミング思考が学びやすい

ExcelVBAを使うと「順序」「条件分岐」「繰り返し処理」といったプログラミングの基礎的な考え方を、Excelの中で簡単に学べます。

 

ハードルの高い他のプログラミング言語に進むときにも、役立つロジカルな思考法が身につき、仕事の効率化やトラブル解決に役立つスキルも磨かれます。

 

職場で即戦力になる

Excelマクロの利用は、今も多くの企業で行われています。実際、Excelのデータ処理業務の多くはVBAでの自動化が可能で、日常業務の手間を大幅に減らせるため、職場でもすぐに役立つスキルです。

 

どのように効率化するかの工夫次第で、より多くの業務改善が可能になるため、社内で重宝されることも少なくありません。

 

Javaなどの汎用的なプログラミング言語を使う場合

Javaなどの汎用的なプログラミング言語を使って業務の自動化やシステムを構築する場合、Excel VBAと比較して以下のような幅広い知識が求められることが多いです。

 

・オブジェクト指向プログラミング
コードを効率的に再利用したり、保守しやすい設計にするための基礎で、初心者には難しく感じる部分でもあります。

・開発環境のセットアップと管理
Java Development Kitのインストール、実行環境の設定やプロジェクト構造の理解が必要となり、ExcelVBAのようにExcel内で手軽に動作するものと比べて環境の設定や管理に手間がかかります。


・データベース知識

データベースの接続方法(JDBCなど)や、テーブル設計、SQL文の作成も学ぶ必要があります。


・APIとネットワークの基本知識

Javaはサーバーサイドでの利用が多いため、REST APIやHTTP通信、ネットワークに関する基本知識が求められることが多い。Excel VBAにはない通信やAPI連携の理解が必要です。


・セキュリティとユーザー認証

特にJavaでWebアプリケーションを開発する場合、セキュリティ対策(暗号化、ユーザー認証、認可)が不可欠。Excel VBAでの単純なデータ処理では扱わない複雑な知識が必要で、これがセキュリティが重要視されるシステムでのハードルとなります。


Javaなどの言語を使って複雑な業務やシステムを構築できますが、学習量が多いため、初心者がすぐに取り掛かるには大きなハードルといえます。

 

このように解説すると、ExcelVBAエキスパート資格取得の問題集を販売したいから、そのように誘導しているのでは?と思いますね。

 

これは、以下他のサイトでも説明があります。

 

今すぐにOfficeScriptsを学ぶ必要はあるか

Excelの自動化に取り組もうとする初心者が、今すぐにOfficeScriptsを学ぶ必要はないと考えます。OfficeScriptsの情報や学習教材がまだ十分に整っていない現状では、学習のハードルが高すぎるからです。初めてExcelの自動化に挑戦するのであれば、まずはマクロから始めるのが賢明でしょう。

Excelマクロは将来どうなる?次世代は「Officeスクリプト」でほぼ確定。VBAの勉強はムダになるのか?

 

Excelバージョンは会社で使用しているので判断する

ダウンロード版Excelはマイクロソフトが改訂した年度で名称が決まっています。

2003、2007、2010,2013、2016,2019,2021とあり、ダウンロード版は2021年発売でサポート期限は2016年10月13日になっています。

いまから利用するとしたら、365のサブスク(月額料金)か買い切りのダウンロードか迷いますね。

 

ダウンロード版

2016,2019は、延長サポート期限が2025年10月14日

2023年時点で販売は2021で、サポート期限は2026年10月13日

 

サブスク版

Office365

 

現時点(2023年現在)販売されているバージョンであれば、ダウンロード版購入であれば2021、それ以外はOffice365になります。

 

2021購入の場合、Excelサポート期限から2026年10月14日からはサブスク版のOffice365になります。

 

この2021かサブスク版のどちらを選ぶかですが、利用するにあたり特に条件がない場合は、サブスク版のOffice365です。

 

たとえば、会社で使っているExcelが2021で統一されている場合は、ダウンロード版の2021

 

・会社で使っている環境にあわせたい
⇒会社のバージョン

・個人で最新機能を使いたい
⇒サブスク版のOffice365

・個人利用でExcelVBAを利用したい、しかし、毎月の利用料金支払いたくない
⇒2021

※2026年10月14日からはサブスク版のOffice365

 

Excel2021と365の違いで選ぶ

2021、365どちらでもいい場合は製品の違いを知ると選びやすいです。

 

ダウンロード版

・初期費用必要
・月額費用なし
・1ライセンス2台までインストール可能

 

サブスク版

・初期費用なし
・月額費用プランによりますが900円
・1ライセンスあたりのインストール5台
※365はTeams、SharePoint,OneDrive、Exchangeなども利用できます。

※365でExcelVBAを利用する場合でデスクトップアプリ版が含まれないプランを選ぶと、マクロデータ編集、実行ができないので注意してください。

 

就職する会社のExcelバージョンで選ぶ

会社規模が大きい会社では365導入割合は高く、小さい企業は2021導入割合が高い。

また、生産工場などでは2021利用割合が高い。

就職する会社で利用しているバージョン、配属したい部署のバージョンの確認をしたほうがいい。

いまは、2021だが半年後には365であれば、当然365を選ぶべきでしょう。

まとめ

2016,2019は、延長サポート期限が2025年10月14日

ExcelVBAのダウンロード版は2026年10月13日がサポート期限

会社利用のバージョンとあわせるとスムーズに利用できます

毎日の繰り返し作業や時間のかかるデータ処理に、疲れていませんか?手作業で行っていた業務をExcel VBAで自動化することで、時間を大幅に節約し、もっと大切な仕事に集中できるようになります。

例えば、定型的なデータ入力や集計作業も、ワンクリックで自動化できるので、作業効率が飛躍的に向上します。実際にExcel VBAを活用した自動化のプロセスを取り入れた事務職の方々からは、『残業が激減した』『ミスが減って仕事がスムーズになった』という声も。

 

これを機に、Excel VBAを習得して、あなたも業務効率を劇的にアップさせませんか?今なら初心者でも安心の無料カリキュラムで、無理なく基礎から学べます。

 

将来的に、さらにスキルアップしてVBAエキスパート資格を取得すれば、職場での評価も高まり、業務自動化のプロとして活躍できるチャンスが広がります!

「あなたは、どうさなりたいですか?」