
ExcelVBA ラジオボタン(オプションボタン)の値を取得することで、ユーザーの選択内容に応じた処理を行えます。たとえば、アンケートフォームや条件分岐処理を行う際に活用できます。使い方や注意点など、サンプルコードをもとに具体的に解説します。
2025年の目標は繰り返し作業に悩まされない年にしませんか? Excel VBAを活用した効率化がその第一歩
本サイト参考:Excel VBAで自動化するコードのベースを習得したい方におすすめの記事
以下のようなシーンで利用で表示します。
1.ユーザーフォームで複数の選択肢の中から1つを選んでもらう。
2.条件分岐(例: 商品の配送方法や支払い方法の選択)
3.ユーザー入力の簡素化やガイド付き入力の実現
ラジオボタンの Value プロパティを使って、どのボタンが選択されているかを判別します。
ラジオボタンのグループ化
・フォームコントロールの場合
グループ化するには、グループボックスを使用します。
・ユーザーフォームの場合
同じ Frame 内に配置することで自動的にグループ化されます。
・グループ化に注意
グループボックスやフレームで正しくグループ化されていないと、複数のラジオボタンが同時に選択可能になります。
・初期値の設定
ラジオボタンの初期状態(デフォルト選択)を適切に設定してください。
・Valueプロパティの意味
選択されているラジオボタンの Value は True 、それ以外は False になります。
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本サイト参考:マクロ知識がないから「何から学べば良いのかわからない」という人におすすめの記事
OptionButton1(例: 「選択肢A」)
OptionButton2(例: 「選択肢B」)
OptionButton3(例: 「選択肢C」)
CommandButton1(「OK」ボタン)
Option Explicit
Private Sub CommandButton1_Click()
Dim selectedOption As String
' ラジオボタンの値を取得
If OptionButton1.Value = True Then
selectedOption = "選択肢A"
ElseIf OptionButton2.Value = True Then
selectedOption = "選択肢B"
ElseIf OptionButton3.Value = True Then
selectedOption = "選択肢C"
Else
selectedOption = "選択されていません"
End If
' メッセージボックスで結果を表示
MsgBox "選択されたオプション: " & selectedOption, vbInformation, "結果"
End Sub
標準モジュール(ユーザーフォームを表示)
Option Explicit
Sub ShowUserForm()
' ユーザーフォームを表示
UserForm1.Show
End Sub
グループ化を正しく設定し、Valueプロパティを使用して選択状態を取得する。ラジオボタンの値を取得する方法を習得すれば、より直感的なユーザー入力フォームを作成できます。
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