Excel VBA マクロが無限ループに陥ったときの対処方法

 

Excel VBA マクロが無限ループに陥ったら、Excelがフリーズすることがあります。これを防ぐためには、無限ループの停止方法を知っておくことが重要です。以下に無限ループが発生する場合とその対処方法を説明します。

 

Excel VBA マクロの無限ループが発生する

無限ループは、特定の条件が常に真であるため、ループが永遠に繰り返される場合に発生します。例えば、以下のようなコードです

Do While True
    ' 何らかの処理
Loop

この場合、条件が常に `True` であるため、ループが終了しません。

 

Excel VBA マクロの無限ループ対処方法

マクロの無限ループを停止するには、以下の方法があります。

1.終了条件を設定する

ループの中で終了条件を適切に設定しましょう。例えば、カウンタを使ってループを一定回数で終了するようにします。

   Dim i As Integer
   i = 0
   Do While i < 100
       ' 何らかの処理
       i = i + 1
   Loop

 

2.Exit Doを使う

特定の条件が満たされた場合にループを終了するようにします。

   Do While True
       ' 何らかの処理
       If 条件 Then
           Exit Do
       End If
   Loop

 

3.デバッグモードを活用する

コードをデバッグモードで実行し、無限ループに陥る前に問題を特定します。これにより、無限ループを防ぐことができます。

※VBAエディタでコードをステップ実行することで、どの部分で問題が発生しているかを特定します。ステップ実行はF8キーで行います。

無限ループは、Excelがフリーズしてしまう原因となるため、適切な終了条件を設定することが重要です。無限ループが発生した場合には、Esc キーや Ctrl + Break キーで停止を試み、最終手段としてタスクマネージャーを使用することを覚えておきましょう。

 

記憶定着問題集

操作方法:1.●●●をクリック(スマホはタップ)で答え表示。2.答えをクリック(スマホはタップ)で●●●表示。1⇔2を繰り返すことで、記憶を定着できます。

VBAエディタでコードを●●●実行することで、どの部分で問題が発生しているかを特定します。●●●実行は●●●キーで行います。

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