ExcelVBA フォームのラベルにテキストや動的なデータを表示する方法

 

ExcelVBA ユーザーフォームのラベルにテキストや動的なデータを表示することで、ユーザーに情報を伝える役割を果たします。例として、データの確認メッセージや計算結果の表示に使用します。使い方や注意点など、サンプルコードをもとに具体的に解説します。

 

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Excel VBA ラベルにテキスト 利用シーン

以下のようなシーンで利用で表示します。

1.ユーザーが入力したデータを確認するメッセージとして表示

2.計算やデータ処理の結果を動的にラベルに表示

3.ユーザーフォームでのリアルタイムな情報提供(例: 現在の日付や時間の表示)

Excel VBA ラベルにテキスト|使い方とポイント

使い方

1. ユーザーフォームにラベル(例: Label1 )を配置します。

2. ラベルの Caption プロパティを設定することで値を表示します。

ポイント

1.ラベルの Caption プロパティは文字列しか扱えないため、数値や日付などを設定する場合は文字列に変換します。

2.表示する文字列が長すぎると、ラベルの幅を超える場合があるため、ラベルの幅やフォントサイズに注意してください。

 

Excel VBA  ラベルにテキストのサンプルコード

フォームモジュール(ラベル配置)

ユーザーフォームに以下を配置

ユーザーフォームにラベル(例: Label1 )を配置します。

Option Explicit

Private Sub UserForm_Initialize()
    ' ラベルに固定の文字列を表示
    Me.Label1.Caption = "こんにちは、VBA!"

    ' 現在の日付を表示
    Me.Label1.Caption = "今日の日付: " & Format(Date, "yyyy/mm/dd")
End Sub

 

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フォームモジュール(ボタンをクリックした際にラベルの値を更新)

ユーザーフォームに以下を配置

ユーザーフォームにラベル(例: Label1 )、コマンドボタン(例: CommandButton1 )を配置します。

Option Explicit

Private Sub CommandButton1_Click()
    ' ラベルに動的な値を表示
    Dim userInput As String
    userInput = InputBox("表示したいテキストを入力してください:", "入力")
    If userInput <> "" Then
        Me.Label1.Caption = "入力された値: " & userInput
    Else
        Me.Label1.Caption = "値が入力されませんでした。"
    End If
End Sub

標準モジュール(ユーザーフォームを表示)

Option Explicit

Sub ShowUserForm()
    ' ユーザーフォームを表示
    UserForm1.Show
End Sub

ラベルに値を入れて、固定情報や動的データをユーザーに伝える。データの確認、計算結果の表示、動的な情報更新ができます。

これにより、ユーザーフォームでの情報提示がスムーズに行えます。

 

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