
Excel VBAのLine Input、ファイルから1行ずつテキストを読み込むために使用します。テキストファイルの内容をプログラムに読み込む際に使います。具体的な使い方や、注意点やサンプルコードを紹介します。
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Excel VBA Line Inputの利用
以下のようなシーンで利用されます。
・テキストファイルからデータを読み込んで処理する場合に使用します。また、CSVファイルなどの形式のデータを読み込む際によく利用します。
Excel VBA Line Inputの使い方とポイント
・ファイル番号を使用してファイルを開きます。
・ファイルから1行ずつテキストを読み込みます。
・ファイルの終端に達すると、End Of File (EOF) マークが設定
・ファイルの各行は、ファイルの改行文字(通常は vbCrLf)で区切られている。
・テキストファイルが大きい場合やフォーマットが複雑な場合は、他の方法を検討する。
・ファイルが存在しない場合やアクセスできない場合、実行時エラーが発生します。
Excel VBA Line Inputのサンプルコード
Option Explicit
Sub ReadTextFile()
Dim fileNum As Integer
Dim textLine As String
' ファイルを開く
fileNum = FreeFile
Open "C:\Users\User\Desktop\DataCsv\テキスト.txt" For Input As fileNum
' ファイルから1行ずつ読み込む
Do Until EOF(fileNum)
Line Input #fileNum, textLine
Debug.Print textLine ' 1行ずつデバッグウィンドウに出力
Loop
' ファイルを閉じる
Close fileNum
End Sub
サンプルコードは、"C:\Users\User\Desktop\DataCsv\テキスト.txt" というファイルから1行ずつテキストを読み込み、デバッグウィンドウに出力します。
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