
ExcelVBA Windowsのエクスプローラーで特定のフォルダを開き、ユーザーがそのフォルダの内容を確認できるようにします。使い方や注意点など、サンプルコードをもとに具体的に解説します。
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Excel VBA 特定フォルダを開く利用
以下のようなシーンで利用されます。
1.ユーザーに指定したフォルダを表示させたい。
2.ファイルの保存先や出力先のフォルダを簡単に確認したい。
3.自動処理後に生成されたファイルが保存されたフォルダをすぐに開きたい。
Shell メソッドを使い、指定したフォルダパスを引数に渡すことでエクスプローラーを開きます。
1.フォルダの存在確認
指定したフォルダが存在しないとエラーになるため、事前に確認する必要があります。
2.フォルダパスの形式
パスが正確でなければ、エクスプローラーが開けません。
3.ネットワークドライブ
ネットワーク上のフォルダを開く場合、適切にマッピングされている必要があります。
Excel VBA 特定フォルダを開くサンプルコード
Option Explicit
Sub OpenFolder()
Dim folderPath As String
folderPath = "C:\Users\User\Desktop\sourceFile" ' 開きたいフォルダのパスを指定
' フォルダが存在するか確認
If Dir(folderPath, vbDirectory) <> "" Then
Shell "explorer.exe " & folderPath, vbNormalFocus ' フォルダを開く
Else
MsgBox "フォルダが見つかりません: " & folderPath, vbExclamation
End If
End Sub
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1. folderPath で開きたいフォルダのパスを指定します。
2. Dir 関数でフォルダが存在するか確認します。
3. Shell "explorer.exe" を使ってエクスプローラーでフォルダを開きます。
ユーザーにフォルダを選択させて、そのフォルダを開く
Option Explicit
Sub OpenSelectedFolder()
Dim folderPath As String
With Application.FileDialog(msoFileDialogFolderPicker)
.Title = "フォルダを選択してください"
If .Show = -1 Then ' フォルダが選択された場合
folderPath = .SelectedItems(1)
Shell "explorer.exe " & folderPath, vbNormalFocus
Else
MsgBox "フォルダが選択されませんでした", vbExclamation
End If
End With
End Sub
一部のセキュリティポリシーでは Shell が使用できない場合があります。
フォルダの作成や削除などを組み合わせることで、さらに自動化の幅を広げることが可能です。処理完了後にフォルダを開くことで、ユーザーの利便性を向上できます。
これを活用すれば、フォルダ操作がスムーズになり、業務の効率化に役立ちます。
操作方法:1.●●●をクリック(スマホはタップ)で答え表示。2.答えをクリック(スマホはタップ)で●●●表示。1⇔2を繰り返すことで、記憶を定着できます。
1. ●●● で開きたいフォルダのパスを指定します。
2. ●●● 関数でフォルダが存在するか確認します。
3. ●●● を使ってエクスプローラーでフォルダを開きます。
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