
Excel VBAで、パスワードを使用してワークブックやシートのデータを保護できます。特定の操作をパスワードで制限することで、重要な情報や機密データが誤って編集や削除するのを防ぐことができます。
使い方や注意点など、サンプルコードをもとに具体的に解説します。
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Excel VBA パスワードの利用
以下のようなシーンで利用されます。
1.シートを編集できる人を制限したい。
2.機密情報を含むワークブックやシートを開ける人を制限したい。
3.誤って重要なデータが変更されることを防ぎたい。
VBAコードを使ってパスワードを設定したり解除したりできます。たとえば、シートのロックをかける際にパスワードを設定することで、ロック解除にパスワードを必要にすることが可能です。
1.パスワードを忘れると解除が難しくなるので、安全な場所に保管しておくことが大切です。
2.Excelのパスワード保護は完全なセキュリティではなく、悪意のある操作で解除される可能性もあるため、完全な保護が必要な場合は他の方法も検討してください。
Excel VBA パスワードのサンプルコード
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Option Explicit
Sub ProtectSheetWithPassword()
Dim ws As Worksheet
Set ws = ThisWorkbook.Sheets("Sheet1") ' 保護したいシート名を指定
' シートをパスワードで保護
ws.Protect Password:="mypassword"
MsgBox "シートが保護されました。"
End Sub
シート保護を解除する場合は以下のコードを使用します。
Option Explicit
Sub UnprotectSheetWithPassword()
Dim ws As Worksheet
Set ws = ThisWorkbook.Sheets("Sheet1") ' 保護解除したいシート名を指定
' パスワードを使って保護を解除
ws.Unprotect Password:="mypassword"
MsgBox "シート保護が解除されました。"
End Sub
1.シートの指定
ThisWorkbook.Sheets("Sheet1")で、保護するシートを指定します。
2.シートの保護
.Protect Password:="mypassword"でシートにパスワードを設定し、保護をかけます。
3.解除コード
.Unprotect Password:="mypassword"で設定したパスワードを使い、保護を解除します。
データを安全に保護し、特定の人のみが操作できるように制限できます。
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