ExcelVBA ピボットテーブルのフィールド名を取得すると、動的なレポート作成や分析に役立ちます。特に、データの内容が頻繁に変わる場合や、複数のピボットテーブルを操作する必要がある場合に便利です。
使い方や注意点など、サンプルコードをもとに具体的に解説します。
以下のようなシーンで利用されます。
1.定期的なレポート作成で、異なるデータセットをピボットテーブルに適用する
2.フィールド名を事前に取得し、自動化処理の条件設定に利用する
3.フィールド名の一覧を取得して、ユーザーに選択させるためのインターフェースを作成する
1. VBAコードを使用して、ピボットテーブルのフィールド名を一覧として取得します。
2. 取得したフィールド名を元に、自動化処理の条件を指定します。
1.ピボットテーブルの構造が複雑な場合、フィールドの取得と操作に注意が必要です。
2.データソースが更新された場合、フィールド名も変更されることがあるので、最新の情報を反映するようにコードを組むことが大切です。
3.適切なエラーハンドリングを実装して、フィールドが見つからない場合の処理を考慮します。
Option Explicit
Sub GetPivotTableFieldNames()
Dim ws As Worksheet
Dim pivotTable As pivotTable
Dim pivotField As pivotField
Dim fieldNames As String
' ピボットテーブルが存在するシートを指定
Set ws = ThisWorkbook.Sheets("ピボットシート")
' ピボットテーブルを指定
Set pivotTable = ws.PivotTables("SamplePivotTable")
' フィールド名を取得して表示
For Each pivotField In pivotTable.PivotFields
fieldNames = fieldNames & pivotField.Name & vbCrLf
Next pivotField
' フィールド名をメッセージボックスで表示
MsgBox "フィールド名の一覧:" & vbCrLf & fieldNames
End Sub
1.ピボットテーブルの指定
Set pivotTable = ws.PivotTables("SamplePivotTable") でピボットテーブルを指定します。
2.フィールド名を取得
For Each pivotField In pivotTable.PivotFields で、すべてのフィールド名を取得し、 fieldNames 変数に追加します。
3.メッセージボックスで表示
MsgBox を使用して、フィールド名の一覧を表示します。
※シート名(ピボットシート)、テーブル名(SamplePivotTable)は環境に合わせて修正してご利用ください。
このコードを使うと、ピボットテーブルのすべてのフィールド名を簡単に確認できます。フィールド名を取得した後、自動化処理やフィールドの追加・削除の操作に役立てることができます。 PivotFields のプロパティを活用することで、柔軟にピボットテーブルを操作することが可能です。
操作方法:1.●●●をクリック(スマホはタップ)で答え表示。2.答えをクリック(スマホはタップ)で●●●表示。1⇔2を繰り返すことで、記憶を定着できます。
1.ピボットテーブルの指定
Set pivotTable = ws.●●●("SamplePivotTable") でピボットテーブルを指定します。
2.フィールド名を取得
For Each pivotField In pivotTable.●●● で、すべてのフィールド名を取得し、 fieldNames 変数に追加します。
3.メッセージボックスで表示
MsgBox を使用して、フィールド名の一覧を表示します。
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