Excel VBA  小計を非表示にしてピボットテーブルレイアウトを簡潔にする

 

Excel VBA ピボットテーブルの小計表示をオフにすることで、データが見やすくなり、必要な情報だけを視覚的に強調できます。使い方や注意点など、サンプルコードをもとに具体的に解説します。

 

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Excel VBA ピボットテーブル小計非表示の利用

以下のようなシーンで利用されます。

1.小計が不要な場合、特定の分析に集中したい。

2.ピボットテーブルの見た目をシンプルにして、報告書やプレゼン資料で見やすくしたい。

Excel VBA ピボットテーブル小計非表示|使い方とポイント

使い方

Subtotals(1) = False 小計を非表示に設定

 

ポイント

1.ピボットテーブルのフィールド名を正確に指定する必要があります。

2.コードを実行する前にピボットテーブルが正しく更新されていることを確認してください。

 

Excel VBA ピボットテーブル小計非表示のサンプルコード

 

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Option Explicit

Sub HidePivotTableSubtotals()
    Dim ws As Worksheet
    Dim pt As pivotTable
    Dim pf As pivotField

    ' ピボットテーブルがあるシートを指定
    Set ws = ThisWorkbook.Sheets("ピボットシート")
    ' ピボットテーブルを指定
    Set pt = ws.PivotTables("SamplePivotTable")

    ' 行ラベルのすべてのフィールドについて小計をオフにする
    For Each pf In pt.RowFields
        pf.Subtotals(1) = False ' 小計を非表示に設定
    Next pf

    MsgBox "小計を非表示にしました。"
End Sub

1.ピボットテーブルの指定
Set ws = ThisWorkbook.Sheets("Sheet1") で対象のシートを設定します。
Set pt = ws.PivotTables("PivotTable1") でピボットテーブルを指定します。

2.小計をオフにする
For Each pf In pt.RowFields で、すべての行ラベルのフィールドを繰り返し処理します。
pf.Subtotals(1) = False で小計を非表示に設定します。

小計の設定 小計の非表示は Subtotals プロパティを使って設定します。 Subtotals(1) = False にすることで、デフォルトの小計がオフになります。カスタマイズ 必要に応じて特定のフィールドだけ小計をオフにすることも可能です。その場合は、フィールド名を指定して処理します。

このコードを使用すると、ピボットテーブルの小計を簡単に非表示にすることができ、シンプルなデータ分析を実現できます。

 

記憶定着問題集

操作方法:1.●●●をクリック(スマホはタップ)で答え表示。2.答えをクリック(スマホはタップ)で●●●表示。1⇔2を繰り返すことで、記憶を定着できます。

1.ピボットテーブルの指定
Set ws = ThisWorkbook.Sheets("Sheet1") で対象のシートを設定します。
Set pt = ws.PivotTables("PivotTable1") でピボットテーブルを指定します。

2.小計をオフにする
For Each pf In pt.RowFields で、すべての行ラベルのフィールドを繰り返し処理します。
pf.●●● = ●●● で小計を非表示に設定します。

 

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