Excel VBA  特定の日時情報を記録するタイムスタンプの使い方

 

Excel VBA タイムスタンプとは、特定の日時情報(現在の日時や日付のみ、時間のみ)を記録することです。セルに日時情報を自動的に挿入する機能を実装できます。具体的な使い方や、注意点やサンプルコードを紹介します。

 

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Excel VBA タイムスタンプの利用

以下のようなシーンで利用されます。

1.データ入力の履歴管理
入力したデータの日時を記録して、いつ情報が更新されたかを把握したい場合

2.更新履歴の記録
何らかの変更が行われたタイミングで、自動的にその時点の日時を記録

3.作業完了時刻の記録
業務プロセスやタスクの完了時に、正確な完了時間を記録するために利用

Excel VBA タイムスタンプ|使い方とポイント

使い方

Now 関数を使用して現在の日時を取得し、それを指定したセルに記録します。また、 Date 関数や Time 関数を使えば、日付のみや時間のみの取得も可能です。

 

ポイント

1.タイムゾーン
PCのシステム時刻に依存するため、時差がある場合には注意が必要です。

2.自動更新
VBAでタイムスタンプを挿入する場合、自動的に更新されるわけではないので、更新のタイミングを設ける必要があります。

 

Excel VBA タイムスタンプのサンプルコード

セルに現在日時を挿入

Option Explicit

Sub タイムスタンプ_挿入()
    ' A1セルに現在の日時を挿入
    Range("A1").Value = Now
End Sub

 

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セルに日付だけを挿入

Option Explicit

Sub 日付_挿入()
    ' B1セルに現在の日付を挿入
    Range("B1").Value = Date
End Sub

セルに時刻だけを挿入

Option Explicit

Sub 時刻_挿入()
    ' C1セルに現在の時刻を挿入
    Range("C1").Value = Time
End Sub

xcelVBAでのタイムスタンプ挿入は、データの変更や更新履歴を正確に記録したいときに非常に便利です。簡単に現在の日時や時間をセルに記録でき、業務の効率化にもつながります。

 

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