Excel VBA xlAscendingはExcel VBAでデータを昇順に並べ替える定数

2024年7月17日 2024年8月16日

Excel VBA xlAscendingは、Excel VBAでデータを昇順（小さいものから大きいものへ）に並べ替えるための定数です。データのソート機能を使うときに、データを昇順で並べたい場合に使用します。具体的な使い方や、注意点やサンプルコードを紹介します。

Excel VBA xlAscendingを利用

以下のようなシーンで利用されます。

・数値データを小さい順に並べ替える。

・日付データを古い順に並べ替える。

ポイント

ソートする範囲を正しく指定する必要があります。

Excel VBA xlAscendingのサンプルコード

範囲内のデータを昇順で並べ替える簡単な例

Option Explicit

Sub SortDataAscending()
    Dim ws As Worksheet
    Set ws = ThisWorkbook.Sheets("Sheet1")
    
    ' ソートする範囲を指定
    With ws.Sort
        .SortFields.Clear
        .SortFields.Add Key:=ws.Range("A1:A10"), Order:=xlAscending
        .SetRange ws.Range("A1:B10")
        .Header = xlNo
        .Apply
    End With
End Sub

1.Dim ws As Worksheet
・変数 ws を Worksheet 型として宣言します。

2.Set ws = ThisWorkbook.Sheets("Sheet1")
・ws に Sheet1 を設定します。

3.With ws.Sort
・シートのソート機能を使います。

4..SortFields.Clear
・以前のソート設定をクリアします。

5..SortFields.Add Key:=ws.Range("A1:A10"), Order:=xlAscending
・範囲 A1:A10 のデータを昇順（xlAscending）でソートする設定を追加します。

6..SetRange ws.Range("A1:B10")
・ソートの対象範囲を A1:B10 に設定します。

7..Header = xlNo
・ヘッダー行がないことを指定します。

8..Apply
・ソートを実行します。

これで、指定した範囲のデータを昇順で並べ替えることができます。

毎日のルーチン作業をExcel VBAで自動化し、時間を有効活用しませんか？Excel VBAエキスパート資格取得問題集を活用して資格取得、そして効率的な仕事を実現しましょう！

VBAエキスパート資格は、日常業務でExcelを多用し、手動作業を減らしたいと考えている方には価値あるものです。

ExcelVBAエキスパートベーシック
仕事の効率をあげるためにExcelVBAを利用する人が対象の問題集です。