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「シートをコピーするマクロを作りたい」
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「CSVを取り込みたい」
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「ファイル名を一括で変更したい」
Excelの仕事を少しでも楽にしたくて、インターネットで検索したことはありませんか。
私のサイトに来てくれたBさんも、その一人でした。
毎月の集計作業や資料作成を担当していました。業務量が増えるなか、「少しでも作業時間を減らしたい」と思い、ExcelマクロやVBAに興味を持ったそうです。
最初に検索したのは、「シートコピー VBA」でした。
検索結果を見ながらコードをコピーし、Excelに貼り付ける。思った通りに動いたときは、「これで仕事が楽になる」と感じたそうです。
しかし、その期待は長く続きませんでした。
昨日動いたコードが、今日は動かない
最初は順調でした。
- シートをコピーできた。
- ファイルを作成できた。
- 集計表も完成した。
ところが、少し条件が変わると、急にエラーが出るようになります。
- 保存先のフォルダが変わる。
- シート名が変わる。
- 別の人のパソコンで動かなくなる。
そのたびに、Bさんは再び検索しました。
「VBA エラー」
「マクロ 動かない」
「シートコピー VBA 修正」
コードを直しては、また別の問題が起きる。その繰り返しでした。
気づけば、VBAを勉強している時間より、検索している時間のほうが長くなっていたそうです。
足りなかったのは、コードではなかった
Bさんは、「自分には向いていないのかもしれない」と感じ始めていました。
本も買いました。
動画も見ました。
ChatGPTにも質問しました。
それでも、自分で作れるようになった実感はない・・・
足りなかったのはコードではなかった。
- シートとブックの違い
- 変数とは何か
- 繰り返し処理は何のためにあるのか
- エラーはなぜ起きるのか
当時のBさんは、地図を持たないまま山を登っている状態だったのです。
勉強方法を変えたきっかけ
転機になったのは、VBAエキスパートの学習範囲を見たことでした。
Bさんは、資格そのものに興味があったわけではありません。
驚いたのは、「学ぶ順番」が整理されていたことです。
- マクロ記録
- セル操作
- シート操作
- 変数
- 条件分岐
- 繰り返し処理
それまで、検索結果の順番に勉強していた内容が、実はつながっていることに気づいたそうです。
「シートコピーができないから困っていた」のではありませんでした。
「シートコピーの前に理解することがある」と知らなかったのです。
生成AIがあっても、基礎は必要だった
最近では、生成AIにVBAコードを書いてもらうこともできます。
Aさんも、実際に利用したそうです。
使ってみて分かったことがありました。
それは、「AIがコードを書いてくれても、自分が理解していなければ修正できない」ということです。
- エラーが出たとき。
- 処理を少し変えたいとき。
- 別のファイルでも使いたいとき。
このような場面では、マクロ記録や変数、繰り返し処理などの基礎知識が欠かせません。
AI時代になっても、基礎を学ぶ意味がなくなったわけではありませんでした。
むしろ、AIを使いこなすためにこそ、基礎が必要なのです。
「検索すること」が悪いわけではない
ここで誤解してほしくありません。
検索すること自体は悪いことではありません。
実際、仕事では検索する力が必要です。
問題は、「検索だけで勉強しようとしてしまうこと」です。
サンプルコードは、あくまで答えの一部です。
コードを理解していなければ、少し条件が変わるだけで対応できなくなってしまいます。
なぜ動くのか
なぜエラーになるのか
どこを修正すればよいのか
独学で挫折する人の多くは、能力不足ではありません。
「何を、どの順番で学べばよいのか」が分からないだけ。事務職として働くBさん
生成AIがある今でも、同じことが起きている
最近では、生成AIにVBAを書いてもらえるようになりました。
実際、数年前よりも簡単にコードを作れる時代になっています。
しかし、Bさんはこう言っていました。
シート名を変更したい。
処理を追加したい。
エラーを修正したい。
このような改善をする場合でも、「AIが作ったコードを貼り付けだけでは、結局、直せないんです」
そんなとき、必要になるのは、やはり基礎知識です。
- マクロ記録とは何か
- 変数とは何か
- 繰り返し処理とは何か
基礎を理解している人ほど、大きな力を発揮します。
今、あなたはどの段階ですか?
「シートコピー VBA」
「CSV取込 マクロ」
「Excel 自動化」
を何度も検索しているなら、一度だけ立ち止まってみてください。
もしかすると、あなたに足りないのは、新しいサンプルコードではないかもしれません。
必要なのは、「何を、どの順番で学べばよいのか」を知ることかもしれません。
- 完全初心者 → マクロ記録の記事を読む
- 少し触ったことがある → 基本文法を学ぶ
- 独学で迷っている → 問題集で理解度を確認する
この後、 小さな自動化から始める
私自身、VBAエキスパートを「資格」ではなく、「体系的に学ぶための地図」として活用してきました。
もし今、独学で迷っているなら、まずは自分がどの段階にいるのかを確認してみてください。遠回りを減らす第一歩は、「もっと検索すること」ではなく、「学ぶ順番を知ること」なのかもしれません。
当サイトでは、VBAエキスパートの学習範囲をもとに、初心者でも段階的に学べる問題集や解説記事を用意しています。まずは、自分に合った学習の道筋を見つけることから始めてみてください。
▶【2026年最新版】VBAエキスパート試験対策|独学で1回合格する勉強法と問題集
サンプルコードを探すこと自体が悪いわけではありません。問題は、コードを使うことと、VBAを理解することを同じだと思ってしまうことです。
次の記事では、サンプルコードをコピーするだけではVBAが身につきにくい理由を解説します。
