![Excel VBA LENとLENBは文字列の長さを返すために使用します](https://vba-nav.com/wp-content/uploads/2023/11/53454ec9eef6cd09ba3e403b8812ca03.png)
Excel VBAの LEN関数は、文字列の長さを返すために使用します。一方、LENB関数は、文字列のバイト数を返します。これらの関数は、文字列の処理や制御を行う際に役立ちます。具体的な使い方や、注意点やサンプルコードを紹介します。
Excel VBA LENとLENBの利用
以下のようなシーンで利用されます。
・文字列の長さを取得して条件分岐やループ処理を行います。
・テキストデータの処理や検証に使用します。
ポイント
・英数字や記号などの半角文字の場合、LEN関数とLENB関数の結果は同じです。しかし、マルチバイト文字を含む場合、LEN関数は文字数、LENB関数はバイト数を返します。
・LENB関数は、コードページに依存するため、異なるコンピューター間で結果が異なる可能性があります。
Excel VBA LENとLENBのサンプルコード
Option Explicit
Sub ExampleUsage()
Dim str As String
Dim lenResult As Integer
Dim lenbResult As Integer
str = "こんにちは" ' マルチバイト文字を含む文字列
' 文字列の長さを取得する
lenResult = Len(str)
' 文字列のバイト数を取得する
lenbResult = LenB(str)
MsgBox "文字数: " & lenResult & vbCrLf & "バイト数: " & lenbResult
End Sub
サンプルコードは、「こんにちは」というマルチバイト文字を含む文字列の文字数とバイト数を取得し、メッセージボックスで表示します。
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