Excel VBAでフォルダ内のファイルを効率的に操作するdir関数の使い方

 

Excel VBAの Dir関数は、ファイルやフォルダの操作に使用されます。Dir 関数は指定されたフォルダ内のファイル名を取得するために使います。

 

Excel VBA Dir関数の基本的な使い方

Dir 関数は、指定したフォルダ内のファイル名を文字列として返します。

Option Explicit

Sub macro()
    Dim fileName As String
    fileName = Dir("C:\Users\User\Desktop\DataCsv\") ' フォルダのパスを指定
    Do While fileName <> ""
        ' ファイル名を使った処理
        ' 例えば、ファイル名を表示する
        Debug.Print fileName
        fileName = Dir ' 次のファイル名を取得
    Loop
End Sub

このコードは、指定したフォルダ内のファイル名を取得し、それをデバッグウィンドウに表示します。

 

Excel VBA フォルダ内ファイル操作

Dir 関数を使ったフォルダ内ファイル操作は大きく下記3つ

ファイル名の取得

指定したフォルダ内のファイル名を取得。条件を指定して特定のファイルをリストアップする。数十、数百のファイルでも瞬時にリスト化できる。

 

フォルダ内のファイル処理自動化

Dir 関数の活用で、Excel VBAを使ってフォルダ内のファイルを自動的に処理するコードが作成できる。毎回同じ手順を繰り返す手間を省き、効率化できます。

 

データの読み込み処理

フォルダ内のファイルに含まれるデータを読み込んだり、特定の操作ができます。たとえば、複数のファイルから必要なデータを抽出したり、特定のファイルに対して処理ができます。

 

Excel VBA Dir関数を使うときの留意点

フォルダが存在しない場合やファイルが見つからない場合など、エラーを適切にハンドリングすることがポイント。エラー処理を実装し、コードの安定性を確保すること。

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