Excel VBAの Constは、プログラム内で使用される定数を定義します。具体的な使い方や、注意点やサンプルコードを紹介します。
基本的な文法やVBAの実践的な応用までを網羅的に学習できる方法は、ExcelVBAエキスパート資格の取得を目指すこと。学習を通して、より効率的に、着実に基礎を身につけることが可能です。資格取得すれば、スキルの証明にもなり、職場での評価アップにも繋がるため、勉強を進めるモチベーションにもなります。
本サイト参考:マクロ知識がないから「何から学べば良いのかわからない」という人におすすめの記事
以下のようなシーンで利用されます。
・固定の数値やテキストがプログラム内で何度も使用される場合。
・コード内での変更が不要な値を定義して、保守性を高めたい場合。
・定数はプログラム全体で一度しか代入できません。再代入しようとするとエラーになります。
・定数の名前は変数の規則に従う必要がありますが、通常は大文字で記述されます。
・定数はモジュールの最上部に配置されることが一般的です。
日常業務でExcelを多用し、手動作業を減らしたいと考えている方へ
本サイト参考:Excel VBAで自動化するコードのベースを習得したい方におすすめの記事
Option Explicit
Sub ExampleConst()
' 数値の定数
Const MaxAttempts As Integer = 3
' 文字列の定数
Const Greeting As String = "Hello, World!"
' 倍精度浮動小数点数型の定数
Const Pi As Double = 3.14159
' セルの値を取得
Dim currentValue As Integer
currentValue = Range("A1").Value
' 条件分岐で定数を使用
If currentValue > MaxAttempts Then
MsgBox Greeting & " Pi value is: " & Pi
End If
End Sub
サンプルコードは、異なるデータ型の定数を定義しています。MaxAttemptsは整数型の定数、Greetingは文字列型の定数、Piは倍精度浮動小数点数型の定数です。条件分岐で定数を使用してメッセージを表示します。
Excel VBAで自動化するコードのベースを習得したい方におすすめ!
VBAエキスパート資格は、日常業務でExcelを多用し、手動作業を減らしたいと考えている方には価値あるものです。
ExcelVBAエキスパートベーシック
仕事の効率をあげるためにExcelVBAを利用する人が対象の問題集です。
ExcelVBAエキスパートスタンダード
ExcelVBAの開発を仕事にする人が対象の問題集です。
Excel VBA エキスパート資格について知りたい方は、下記「Excel VBAスキルアップを目指すなら知っておきたいVBAエキスパート」をご確認ください。