Excel VBAのDebug.Printは、VBA コードのデバッグや変数の値の確認、コードの途中結果の表示など、デバッグ目的で使用されます。使い方や、注意点やサンプルコードを紹介します。
基本的な文法やVBAの実践的な応用までを網羅的に学習できる方法は、ExcelVBAエキスパート資格の取得を目指すこと。学習を通して、より効率的に、着実に基礎を身につけることが可能です。資格取得すれば、スキルの証明にもなり、職場での評価アップにも繋がるため、勉強を進めるモチベーションにもなります。
本サイト参考:マクロ知識がないから「何から学べば良いのかわからない」という人におすすめの記事
以下のようなシーンで利用されます。
・ 変数の値や式の評価結果をイミディエイトウィンドウに表示してデバッグする。
・プログラムの特定のポイントで変数の状態を確認したり、コードの実行フローを理解したりする。
1.VBAエディタを開く
Excelで開いているブックの中で、ALT + F11 キーを押す
2.イミディエイトウィンドウを表示
VBAエディタ内で、メニューバーから「表示」 > 「イミディエイトウィンドウ」を選択します。または、CTRL + G キーで、直接イミディエイトウィンドウを表示できます。
※イミディエイトウィンドウは通常、コードウィンドウの下部に表示されます。必要に応じてウィンドウの境界線をドラッグしてサイズを変更できます。
Debug.Printは、コードが実行される際に即座に結果を出力します。
実行速度に影響ありませんが、コード最適化のためにリリース時には不要な Debug.Print を削除することが一般的です。
Option Explicit
Sub ExampleDebugPrint()
Dim variable1 As Integer
Dim variable2 As String
variable1 = 42
variable2 = "Hello, VBA!"
' 変数の値や式を出力
Debug.Print "Value of variable1: " & variable1
Debug.Print "Value of variable2: " & variable2
' 式の評価結果を出力
Debug.Print "Result of expression: " & (variable1 * 2 + Len(variable2))
End Sub
サンプルコードは、Debug.Print で変数の値や式の評価結果をイミディエイトウィンドウに出力しています。
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