Excel VBA マクロが無限ループになったときの止め方

 

Excel VBA マクロが誤って無限ループに入ったり、期待通りに動作しない場合に、Excelの動作の停止させるやり方。

 

Excel VBA マクロ 止め方

以下のようなシーンで利用されます。

・マクロが無限ループに入ったとき

・マクロの実行が遅すぎると感じたとき

・実行中のマクロを中断して修正したいとき

 

無限ループとは

無限ループとは、終了条件が満たされないために永遠に繰り返されるループのことです。

通常のループは特定の条件が満たされると終了しますが、無限ループではその条件が永遠に満たされないため、プログラムが止まらなくなります。

※無限ループはプログラムが停止しないため、コンピュータに負担をかけます。無限ループに陥った場合は、通常、プログラムを強制終了する必要があります。ループを使うときは、必ず終了条件の設定が必要です。

 

 

3つの止め方

1. [Esc]キーを押す

2. VBAエディタから停止する

3. タスクマネージャーを使用する

 

ポイント

・実行中のマクロを停止すると、処理中のデータが保存されないことがあるため、定期的なバックアップを取っておく。

・マクロを停止した後、データやシートの状態を確認して、不整合がないかをチェックする。

 

 

Excel VBA マクロ 止める操作内容

 

1. [Esc]キーを押す

・マクロが実行中の場合、[Esc]キーを押して実行を停止します。

・通常、マクロはこれで停止しますが、場合によっては反応しないことがあります。

2. VBAエディタから停止する

1.VBAエディタを開く
[開発]タブの[Visual Basic]ボタンをクリックします。

2.マクロの停止
・VBAエディタのメニューから[実行] > [リセット]を選択するか、[Ctrl] + [Break]キーを押します。

3. タスクマネージャーを使用する

1.タスクマネージャーを開く
・Windowsの場合、[Ctrl] + [Shift] + [Esc]キーを押してタスクマネージャーを開きます。

2.Excelのタスクを終了する
・タスクマネージャーの[アプリケーション]タブでExcelを選択し、[タスクの終了]をクリックします。

この方法は最終手段です。※保存されていないデータが失われる可能性があるため注意が必要です。

 

ExcelVBAの学習方法で効果的な学び方