![Excel VBA 2行目以降をクリアする](https://vba-nav.com/wp-content/uploads/2023/11/53454ec9eef6cd09ba3e403b8812ca03.png)
Excel VBAで、指定したセル以下の2行目以降の特定範囲内のデータを一括でクリアする。注意点やサンプルコードを紹介します。
Excel VBA 2行目以降をクリア
以下のようなシーンで利用されます。
・シート上の特定の範囲に保存されているデータをリセットしたい場合。
・一部のデータを保持しつつ、特定の行から下のデータをクリアしたい場合。
・テーブル形式のデータがあり、2行目以降を初期化したい場合。
ポイント
・シートや範囲の指定を誤ると、予期せぬセルのクリアが発生する可能性があるため、注意が必要です。
・マクロを実行する前に、データのバックアップを取得することをおすすめします。
Excel VBA 2行目以降をクリアするサンプルコード
Option Explicit
Sub ClearRowsBelow()
Dim ws As Worksheet
Dim clearRange As Range
' 対象のシートを指定
Set ws = ThisWorkbook.Sheets("Sheet1") ' シート名を適切なものに変更
' クリアする範囲を指定
Set clearRange = ws.Range("A2:E" & ws.Rows.Count)
' 指定セル以下の行をクリア
clearRange.ClearContents ' データだけをクリア
' または
' clearRange.Clear ' データと書式をクリア
End Sub
サンプルコードは、Sheet1のA列からE列の2行目以降をクリアします。