ExcelのWEEKDAY関数は、指定した日付が週の何曜日にあたるかを数値で返す関数です。曜日を数値で取得し、他のデータ処理や分析に活用できます。具体的な使い方や、注意点やサンプルを紹介します。
以下のようなシーンで利用されます。
1.曜日ごとの集計
例えば、月曜日から金曜日の平日と土日を分けてデータを集計したい。
2.曜日指定のスケジュール管理
スケジュールやプロジェクトの管理において、特定の曜日に基づく処理が必要な場合
3.祝日や休日の判定
週末にあたる日を自動的に判定して、処理を変えるときなど。
=WEEKDAY(日付, [種類])
・日付
対象の日付を指定します。日付の入ったセル参照も可能です。
・種類
省略可能で、1~3の数値で返される曜日の基準を指定します。
1 (デフォルト): 日曜日を1としてカウント(日曜=1、月曜=2…土曜=7)
2: 月曜日を1としてカウント(月曜=1、火曜=2…日曜=7)
3: 月曜日を0としてカウント(月曜=0、火曜=1…日曜=6)
1.日付形式が正しいか確認
引数に指定する日付は、Excelの認識する日付形式である必要があります。日付として認識されていないとエラーが発生します。
2.種類の選択に注意
基準の種類(1~3)によって返される数値が異なるため、使用目的に応じて適切な種類を指定する必要があります。
セルA1に「2024/09/07」と入力されている場合、その日付が何曜日かを調べるには次のようにします。結果は「7」(土曜日)となります。
=WEEKDAY(A1)
月曜日を1とする形式で調べる
同じ日付で、月曜日を1とした形式で何曜日かを調べる場合。結果は「6」(土曜日)となります。
=WEEKDAY(A1, 2)
WEEKDAY関数は、日付が何曜日に該当するかを数値で取得できる便利な関数です。スケジュール管理やデータ集計など、曜日に基づく処理に役立ちますが、返される数値の基準(種類)に気を付ける必要があります。
当サイトを通じて、多くの受講者がExcel VBA資格試験に合格し、実務で役立つスキルを身につけています。これまでに、Excel VBAエキスパート資格試験問題集は累計11195回利用されており、多くの方が着実にスキルアップしています。
しかし、Excel VBAやマクロの知識がない方からは、「何から学べば良いのかわからない」という声も多く寄せられています。
そこで、今までの実績と皆様からのご意見をもとに、初心者でも無理なくExcel VBAを習得できるように、12000文字以上の充実したカリキュラムを作成しました。
このカリキュラムでは、Excelの基礎からマクロの基本、Excel VBAの命令、デバッグ、実務での応用、さらには実際のプロジェクトまで、段階的に学べる体系的な内容を無料で提供しています。
あなたも、今からこのカリキュラムをスタートして、Excel VBAスキルを習得しませんか?