Excel VBAで数値やテキストに、特定の桁数に0で補完して、一定の桁数を確保します。
Excel VBAで0埋め
データの整形が必要な場面で、数値やテキスト桁数を揃えます。
0埋めするやり方
VBAのフォーマット関数や文字列関数を使用して、0埋めします。
ポイント
対象の範囲や条件を設定して、データが正確に整形されるようにします。
Excel VBAで0埋めするサンプルコード
Option Explicit
Sub ZeroPaddingExample()
Dim originalNumber As Integer
Dim paddedNumber As String
' 変換前の数値を設定
originalNumber = Range("A1").Value
' 数値を3桁に0埋めして文字列として取得
paddedNumber = Format(Range("A1").Value, "000")
' 結果を表示
MsgBox "変換前: " & originalNumber & vbCrLf & "変換後: " & paddedNumber
End Sub
Format関数を使用してoriginalNumber変数の値を3桁に0埋めした文字列を取得しています。Format関数の第二引数にはフォーマット文字列を指定し、ここでは "000" を指定しています。これにより、数値が3桁未満の場合、不足分が0で埋められます。
Excel VBAで0埋め一括のサンプルコード
Option Explicit
Sub BulkZeroPadding()
Dim targetRange As Range
Dim cell As Range
' 対象の範囲を指定（例: A列）
Set targetRange = Range("A1:A10")
' 一括で数値を3桁に0埋めする例
For Each cell In targetRange
cell.Value = Format(cell.Value, "'000")
Next cell
End Sub
